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2008/06/17

残業しないと、自分は成長できる

ビジネス
 

 更新が滞ってしまいました。言い訳させていただくと、先週木曜日に福岡に行き、金曜日の夜便で羽田帰着。土曜日に大阪の実家へ行き、日曜日の夕方に帰ってきました。というわけで、4日連続の飛行機。速い乗り物って、結構疲れるものですね。

 さて、先日から残業について考えることが多いのですが、某NPOのメーリングリストでも、残業について議論されていましたので、今一度自分の頭を整理してみたいと思います。
 「あいつは残業が多い」とか「うちの部署は残業が減らない」などという話を聴くことがあるのですが、そもそも何故残業が多いのか、残業せざるを得ないのか、を考えるべきなのだと思います。(当たり前か・・・)
 残業の理由を普通に考えれば、仕事量>人員、になっていて人手不足か、あるいは人手はあっても業務とスキルマッチしておらず、時間内に終わらせることができないか、ですよね。いずれにせよ、それは上司あるいはマネージャー職が考えなくてはならないところだと思います。見極めるというか。
 また一方で、生活残業というものもあります。残業代をあてにしているわけですから、何もなくても残っているわけです。もちろん何かしているのでしょうが、残業ありきなので、効率化とは無縁になってしまいます。これもまた、会社の方針として防止すべきと考えるなら、マネージャー職が日々の業務を把握し、改善すべきですね。残業手当というお金の面もありますが、ヘルスケアやメンタルケアといった視点でも、きちんとマネジメントすべきだと思います。

 さて、個人の視点からとらえてみると、私が社会人になった頃から25歳で係長になった頃までは、残業だらけ。残業で足りず、休日出勤もしょっちゅうでした。それでも係長になれたのですから、まぁそんな時代だったんでしょうね。今ではダメでしょう。
 今となって振り返ってみると、効率化とは無縁なやり方だったんだと思います。とにかく、仕事のための仕事をしているというか。「この仕事はやらなくても良いんじゃないか」などという考えを持ったのは、30歳くらいでした。
 考えてみると効率化を考えはじめたのは、あまりに仕事が多くなってきて、「この状況から脱するにはどうするか」を考えざるを得なくなったからでした。
 残業しない仕事の仕方を考えるようになって、効率化を図ったり、そもそもやる必要のない仕事を整理し、それで見つけ出した自分の時間を、またこういった勉強をすることにあて、だんだんと好転するようになってきました。一度こうなると面白いので、もっと短縮できないか、と思い始めたわけです。
 今となって振り返ってみると、どうしたら効率よくできるのかとか、そもそもの仕事量を減らすためにはどうすべきか、といったことを考えていた時期は、とても成長できた気がします。(気だけ??)でも、多分成長したように思います。なぜなら、以前は「どうしよう??」と思ったような状況でも、その次にはきちんと整理できるようになっているからです。

 残業代で稼ぐよりも、自分自身を成長させてもっと上にいく、もっと収入を増やす(時給をあげる、とも言えるかも)ことを考える方が良いんじゃないかな、なんて個人的には思っていたりします。
 あ、残業しないようになって、朝に強くなったかも知れません。関係あるかどうか分かりませんが。

kumaboo

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コメント

kiyo
2008/06/19 23:51

昔の風潮で、遅くまで残っていると仕事ができると
思っている人が多いせいではないでしょうか。
また、経営者からすると
効率のよい人=仕事のボリュームを増やせる=売上がUP
つまりROIで人を管理しているから、できる人、頑張る人に仕事を多く与え
投資効果を上げていると思います。
チョット視点が違いますが、旧態依然の考え方を
経営者が変えなければ現場は中々変われないと思います。
特に中小企業はですね

2008/06/20 09:44

>kiyoさん
あぁ、そうかも知れませんね。
ODと言われる組織改革は、本当に難しいです。特に経営者は。
今までは、それで何とかなっていたわけですから、「変えて、何ともならなくなったら・・」と考えると、夜も寝られなくなるのだと思います。
経営者のもっとも重要な任務の一つは、給料を支払うことですよね。それが出来なくならないようにしなくてはならないわけです。
変わらない経営者を少しずつ変えるようにし向けるのも、私たち社員の使命かな、などと勝手に考えています。(^^;

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