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2007/12/18

広告 は誰のため?

ビジネス
 
ビジネス
 

 先週、野菜さらださんのお誘いで法政大学に行ってきました。受講した講義は「広告における心理学」。小田急エージェンシーの寺田専務が講師です。
 大きな講堂のようなところでの講義かと思いきや、30名程度の研究室のような部屋だったのでびっくり。法政大学の教授を含めた4名以外は、学生さんたちでした。
 内容は勝手に書くわけにいかないと思いますので、そこで感じたことを。
 広告は、その昔は企業名・商品名がどこかに露出していれば「はい、広告です」と出来たのだろうと思います。「ほら、あそこに看板が出ていますよね」みたいな感じで。
 しかし現代は、お金を出す企業もちゃんと費用対効果を計測した上での露出になります。トヨタのように年間1,000億円を支出するような企業なら、なおさらのことなのでしょうね。
 また今回学べたことの一つに、広告は購入してもらうまで以外に、購入後のフォローアップ機能がある、ことでした。それは、「あぁ、やっぱり広告が出てる。俺の車は良いなぁ。」といった具合です。
 既に購入したのだけれど、気持ちのどこかで「買って良かった」を再認識したい。そんな気持ちをフォローアップしてあげる広告です。そんな経験ってありますね。悦に入るというか。
 1to1マーケティングが提唱されて久しいですが、Web以外の広告も「あなたのために」という、対象を明確にする時代に突入してきているのですね。

kumaboo

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コメント

2007/12/18 10:19

大木さん、先日の「広告と心理学」の授業、おもしろかったですね。早速、こちらでご紹介いただきありがとうございます。

大木さんもゴシックで強調されていますように、私も今回の大きな学びは「広告には弁別機能に加えて強化機能もある」ということでした。強化機能というのは行動を維持する機能=購買行動を継続させるという機能、という意味です。

ビジネスの世界にもっと行動分析学の考え方が取り入れられたら、購買行動以外の行動の理解にも役立つのでは?と思って聞いておりました。

ああいう「学び」の場は楽しいですね。またご一緒してください。

2007/12/18 11:02

>野菜さらださん
ぜひまた、よろしくお願いいたします。

nurui
2007/12/18 12:34

関連があるかわかりませんが、ウェッブ広告業界では費用対効果を見るために効果測定を行います。ajax(ウェッブページの一部分だけ刷新)の普及により/page_viewがあまり参考にならなくなったので、/clicksまで求める。Amazonのアフィリエイトは実際ユーザーの行動が購買にまで届いたときに、支払われますよね?!

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