「走れ！プロジェクトマネージャー！」

　そんな言葉を聴きました。衝撃的。でも、そんなことをずっと考えていた気がします。
　僕は、何事も格好悪いのはイヤです。結果的にあまり格好良くないかも知れないけれど、格好良いことは目指したい。しかしそれは、見た目ではないんです。本質的に格好良くありたいわけで。
　ですが、見た目が格好悪くて中身が格好いい人なんて、そうそう出会うことがありません。ほとんどいないんじゃないだろうかと。
　
　ITエンジニア、SE、プログラマ。どういう呼び名でも良いのですが、こういう職種に就かれている方の中には、外面に気を使わない方が少なからずいらっしゃいます。いや、営業でも、マーケティングでも何でもそういう人がいるのですが、僕の周りにはエンジニア職が多いので、特に感じるのでしょう。
　折り目のないズボン、ワイシャツの袖のボタンは開きっぱなし。せっかくスーツを着ていても、サイズが合っていないのか、着古しているせいか、ずどーんとしていてどことなくだらしない。そんな人っていますよね。
　またカジュアルを着るにしても、だらしない人と、格好良く着こなしている人がいます。絶対カジュアルが悪いとは思わないし、TPOをわきまえればカジュアルもとても良いと思っています。が、どこか違うと思ったり。
　過去に服装について注意をしたことがありますが、あるプログラマは「ちゃんと仕事をすれば良いんです」と言っていました。ですが、彼が「ちゃんと仕事を仕上げた」のを見たことがない。いつでも最後までやり切れず、誰かに助けてもらう。70％やったら満足してしまうわけです。
　
　見た目ばかりにとらわれて、中身が空っぽではいけないと思っています。高そうなスーツを着て、ついでにポケットチーフまで入れちゃったり、ポケットチーフとネクタイを合わせて「漫才やるんじゃないんだから」と突っ込みたくなるのはちょっと別ですね。
　しかし、あまり見た目を気にしなさすぎるのもどうかと思うわけです。要はバランスということでしょうか。
　外見は内面の一番外側。結構気に入った言葉です。