2009年12月
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2007/11/13
昨日、とある会社の方と食事をしました。その方は新卒でありながら、新規開拓トップの成績をあげたそうです。
以前、大前研一さんの考える技術という本を読んだのですが、結果を出す人間はそのために最大限動いている。逆に、結果を出さない人間は、色々と自分に言い訳をして動かない、ということが書かれていました。
まさにそうだと思っています。結果を出す人間は自らが動き回り、結果を出さない人間は足が止まっている時間が長いのかな、と。
もちろん、何も考えずに動くことが良いとは思わない。無鉄砲に動き回ることではなく、動くと同時に考える。考えながら動く。そのことで結果が見えてくる気がしています。
最近では、入社3年以内で退職する人が30%を超えているそうです。第二新卒などと言って一時的にはもて囃されても、(追記:少なくとも僕が知る範囲の方たちは)結果を出さなかったことには違いないわけですが。
悩むことがいけないとは思いませんし、悩んだら自分なりに相談すべき相手を見つけてぶつけると良いと思います。ただ、立ち止まる時間が増えることで、動かないことが習慣化しないように気をつけるべきだと感じました。
「A4一枚」仕事術を書かれた三木さんも、間違いなく動く人だと思います。
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コメント
全体ではまあその通りですねとは思うのですが、
>結果を出さなかったことには違いないわけですが。
この一文には少々違和感をおぼえました。
この3割という数字は「結果を出せなかった」ということだけでばっさりと切り捨てられるものではないでしょう。そういう面もあるでしょうけど、職場が過酷な環境すぎて「仕事か、命か」の選択を迫られたケースもあれば、会社の不正に関わりたくなかったというケースもあるでしょう(ある意味では「結果を出せなかった」わけですが、不正を働く企業で「結果を出す」のははたして本人にとって喜ばしいことなんでしょうかね。まあ退職まで発覚しなければ良い、という冷めた考えもできますが)。ご指摘の通り、甘い見通しで辞めてしまったのもあるかもしれません。
さらには、「自らが動く」ために辞めたケースもあるのではないでしょうか。終身雇用が崩壊してキャリアパスを自分で描かなくてはならない時代であるからこそ、「この会社にいては時間の無駄だ」と(思い込みかも拙速かも懸命な判断かもしれませんが)飛び出していくケースもあるように思います。
>おおたさん
コメントありがとうございます。
仰るとおり、一括りにするのは良くありませんでした。追記として「僕が知る範囲」とさせていただきました。
「仕事か、命か」を迫られる環境が、具体的にイメージ出来ませんし、そういう例を知りませんでした。例をご存じであれば、教えていただけますか。
>例をご存じであれば、教えていただけますか。
むむ…。「過労死」なんて社会問題を通り越して、(悲しいことですが)日常の光景となってますし、IT業界の(特に下請けの方の)悲惨な話はそこらじゅうに転がっていると思っていたのですが…。
いくらでも例は挙げられますが、一番手近なところで。
https://www.atmarkit.co.jp/job/jt/aud/cont/retsuden01/retsuden03.html
#ただ、情報の接し方によって世の中は異なったように見える、という非常に興味深いご質問でした。私の場合は悲惨な話に接しすぎているのかもしれませんね。友人も、過酷な部署からの異動を勝ち取るために、毎日昼は精神安定剤を、夜は睡眠薬を「主食にして」、職場という名の戦場に向かってますし…(嘆息)。
>おおたさん
再度コメントありがとうございます。
確かに、情報の入り方、接し方、提供の仕方などによって、その情報の向こう側にあるものの見え方、感じ方が違うのかも知れません。
僕自身も、情報を多方面から検討する必要がありますね。
ありがとうございます。