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2007/09/03

面白ければ何でも良い?

社会
 
社会
 

 グアムから帰国し、ようやく社会復帰です。(^^;
 旅行期間中のために、家族全員で自分が読みたい本を3冊づつ持って行きました。うちの奥さんは小説好きなので、ミステリーで有名な東野圭吾さんの本を持って行きました。事前に中身を読まずに、タイトルだけで買ったのですが、中身を読んでびっくり。
 東野圭吾さんだけで書いているわけではないことも知らずに買った本で、怪笑小説という本なのですが、ちょっとびっくりです。中身を書いてしまうのは良くないので書きませんが、「おかしければ何でも良いの?」という感じです。
 80年代半ばに、手も足もない身体障害者をネタにしたブラックジョークが流行ったことがあり、反吐が出そうな思いをしたことがありますが、この本も似たような感じがしました。
 立川談笑さんという落語家さんが、かなりギリギリのネタを話されることで有名ですが、彼の場合は口頭で話すこともあるため、フォローがあるし、暖かく描かれていることが多いように思います。(皇室ネタもあるそうですが、そちらは聞いたことがありません・・・)
 活字になると、何度も読み返すことが出来たり、ニュアンスが伝わりにくかったり、フォローが出来ないなどの理由もあり、そのままストレートに伝わってしまうものだと思います。
 面白ければ何でもネタにするのは、作家としていかがなものかと思った次第でした。

kumaboo

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コメント

東野圭吾さんの一ファン
2007/09/04 08:44

>反吐が出そうな思いをしたことがありますが、この本も似たような感じがしました。
どの作品に対して、そのような印象を持たれたのでしょうか?
私は原作しか読んでおりませんので、コミック判がどうのような表現になっているかは分かりません。
けれども、宙出版で案内されている収録作、『白い凶器』『踊り子』『結婚報告』『鬱積電車』『逆転同窓会』『一徹おやじ』『あるジーサンに線香を』『動物家族』『つぐない』の中に、そこまでの不快感をもよおす作品が含まれているとは思えません。斜に構えた警句を発している作品が少なくないため、、読後感が芳しくない、ということであれば理解できます。しかしながら、身体に障害のある方を弄ぶ作品と同一視されるような展開はなかったと記憶しています。
どの作品に対して、そうした不快感を抱かれたのをご提示願えないでしょうか?

>作家としていかがなものかと思った次第
小説とコミックでは、読み手への伝わり方が大きく変化します。ドラマ化作品や映画化作品と同様に、原作とは別物の状態に至った作品も少なくありません。
コミック化された作品で、原作者が、作家としての姿勢を問われることにも大きな疑問を覚えます。
不満を覚えられた時点で、原作を精査する作業も行なわれたのかもしれません。その上で、こうした記事をupされたのであれば、その旨を明記していただきたかったと思います。

こちらの記事は、「Google アラート」に「東野圭吾」と登録した利用者全員に配信されております。
「Google アラート」がwebニュースとして判断した記事であるため、コメントを入れさせていただきました。
とは言え、突然お邪魔し、批判的な言葉を並べたことについては申し訳なく思っております。ご寛恕願えれば幸いです。

2007/09/04 12:20

>東野圭吾さんの一ファンさん
コメントありがとうございます。
この本の中にある「しかばね台分譲住宅」という作品です。お読みになると分かるのですが、腐乱死体を投げ合う場面が、僕には受け入れにくいものです。
もちろん、個々によって受け取り方は違いますし、だからこそこれだけ多くの作家がいるのだと思います。
東野圭吾さんの一ファンさんのようにファンの方もいらっしゃれば、僕のように落合信彦さんの世界が好きなヤツもいたりするのだと思っております。
僕個人の意見ですので、反対される方がいらっしゃるのは当然だと思います。あくまでも、僕個人が感じていることであることを、ご理解いただければ幸いです。

東野圭吾さんの一ファン
2007/09/04 14:56

早速のお返事ありがとうございます。
リンクが貼られている作品の中に『しかばね台分譲住宅』は収録されていないようですが、単行本もしくは文庫でお読みになったということでしょうか?
確かに、『しかばね台分譲住宅』は読む人の心を爽快にする作品ではありません。仮にookiさんが、この作品を好まない、駄作だと述べられたものなら、このようなコメントも入れはしませんでした。私も、『しかばね台分譲住宅』は嫌いな作品に分類しております。
ですが、ookiさんは、このエントリで、娯楽作品の好悪や嗜好を語っておられるわけではありません。
「身体障害者をネタにしたブラックジョーク」に「反吐が出そうな思いをしたことがありますが」「この本も似たような感じがしました」と述べておられます。
また、「作家としていかがなものかと思った次第」という、作家としての姿勢に言及する発言もされておられます。作品の良し悪しではなく、作品や作家の存在価値を問う発言をしておられます。

死骸を投げ合うという表層的な言い回しから、なぜ身体に障害を持つ方を揶揄するが如き下卑た姿勢を感じ取るに至ったのか――。
上記の点は個々の自由な解釈に留まるしても、なぜ作家の存在価値を問われるような事態にまで発展するのか――。
なぜ「面白ければ何でも良い?」という問題提起をされるまでになったのか――。
この3点につき、具体的なお考えをお聞かせ願えれば幸いに存じます。

繰り返しになりますが、私は、ookiさんを嗜好に関して何をか申し上げたいわけではありません。
従って「僕のように落合信彦さんの世界が好きなヤツもいたりするのだ」というような、好みの問題で処理されてしまうことには、大きな戸惑いを覚えております。

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