「走れ！プロジェクトマネージャー！」

　FAJ東京フォーラム2007の実行委員長を担当していた頃から、「本気」について考えるようになりました。この中で紹介しているおちまさとさんも良く書かれているのですが、では本気ってどういうことなのでしょうか。
　本気であることの一つの要素として、人から見て本気に見える、ということが大切なのだろうと思います。いくら本人が「本気です」と言っていても、傍から見て本気に見えないのようではいけないんだろうと思うわけです。
　そんなことを考えていた折、サイバーエージェントの藤田社長がこんなエントリーを書いておられました。

高い目標を口に出して言う若い人は見所がある。
その点、彼は良い。実際優秀だ。
しかし、身の丈以上の目標を掲げるということは、 この先どんなに恥をかいても痛い目にあっても、 成し遂げる覚悟があるということ。
なのに照れているようではだめ。

　そう言えば、せっかく良いことを話していても、笑いながら喋る人っていますよね。ここで言う笑いながらというのは、苦笑しながら何を喋っているのか分からないような話し方です。
　　　「えへぇーっと、僕はこほぅお思うんですふが」（青字が笑っているところ）
　こういう話し方をする人っていますよね？確かにこれでは、自分がどれだけ本気で取り組んでいようと、一生懸命準備をしていようと、その本気度は伝わりませんね。むしろ、聞いている人をいらつかせているかも知れません。
　逆にふだんヘラヘラしている人が、相手の目を見ながら真剣に話す姿を見ると「おっ！こいつ本気だな。」と感じることがあります。
　企業内のプロジェクトを興す人は、きっとそういう人なのだろうと思います。