「走れ！プロジェクトマネージャー！」

　僕の、プロジェクトマネジメントの師匠が仰っていた言葉です。先日、うちの若手社員と議事録について話す機会があったのですが、偉そうなことを言っても、自分自身をいま振り返ってみると、20代の頃に使える議事録なんて書けていなかったですね。
　議事録は、用途によってフォーマットが替わったり、結論から書いたり、プロセスを重視した書き方にしたり、と使い分けも必要です。内部ミーティングの議事録と、取引先の議事録は違いますし、取引先であっても、定例会の議事録ともめ事になっている際の議事録でも、注視するポイントが変わってくるでしょう。
　最近ではテキストエディタかOneNoteを利用していますが、以前はWordでいくつかのフォーマットを作っていました。その前はExcelで、と。
　確かに、人が書いた議事録を見て、次のアクションが分かりやすいものもあれば、台本のように誰が話したかを延々と書いてあるものもあります。これでは、何が決まって何をするのか、が分かりません。
　僕が議事録をちゃんと書けなかった頃、上司から「大木くん、何が決まったの？俺は、次に何をすれば良いの？」と聞き直されることしばしば。。。結局、書くのに精一杯で、何のために書いているのかを理解していなかったんですよね。当時、結構悩みました。（しょっちゅう悩んでました。）
　当時は、ノートに書いてワープロで起こしていたので、タイムラグありました。モバイルPCなんて、夢のまた夢でしたね。
　議事録書けたら一人前。今でも時々思い出す言葉です。
　
　さて、明日はいよいよFAJ東京フォーラム2007です。しっかり頑張りたい、ということで、今日もこれから最終打ち合わせです。