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2007/02/18

相手を受け入れる

ビジネス
 
社会
 

 今日は、東京マラソンの行われる日だというのに、ずいぶん天気が悪いですね。マラソンに出場される皆さんには、体調に気をつけて頑張っていただきたいです。
 さて、今日もしっかり自分自身の振り返りをしてみようかと。
 昨年録っておいたNHKスペシャルを、久々にもう一度見てみました。『マスクの向こうの“ベースボール”~城島が闘ったアメリカ~』というタイトルです。
 城島選手は、イチローとはポジションが違うこともあり、渡米当初から積極的に英語を勉強していました。イチローのような外野手ではなく、捕手という立場で投手はじめ各メンバーと話し合っていくことが必要だからです。
 その中で、最初は城島選手のサインを、どの投手も受け入れてくれませんでした。真っ向勝負を潔しとするアメリカ人気質、また投手がボールを決めていくという日米野球スタイルの違いの中で、城島選手は自分を受け入れてもらえないことに苦労したようです。
 今でもベストな状態かどうかは分かりませんが、その後の努力で少しずつサインを受け入れてもらえるようになります。
 これは周りのサポートもあるのでしょうが、城島選手自身も投手が何を考えてどうありたいのか、を考え尽くした結果だと思います。
 では、僕自身は、周りを受け入れているだろうか。中国の公務員と仕事をするときに、彼らの言い分・立場・背景を理解しているだろうか。
 中国のビジネスマンの、立場や苦労を受け入れた上で話をしているだろうか。日本ではどうだろうか。
 考えれば考えるほど、至らなさを痛切に感じます。(夜に考えると落ち込むので、明るい時間帯に考えることにしています)
 コミュニケーションはツールでしかない。相手を理解するツール。理解することが大切で、その理解に反応し、自分の意見と擦り合わせる。その上でお互いが納得する方向性を見いだす。
 分かってはいても、ついつい自らの立場からの視点ばかりが優先してしまう。これが現状です。『これでは、Aさんに迷惑がかかってしまう』という言い分は、さもAさんに迷惑がかかることを心配しているようですが、結局のところ、Aさんに迷惑をかけることで自分の信頼に傷が付くことを恐れているに過ぎない。そんなこともあったりします。
 フェアでなければいけない。そう言っている自分自身が、実はアンフェアな部分もあったりするんじゃないだろうか。そんな心配もあったりします。
 皆さんはいかがでしょうか。僕と一緒に、時々振り返りませんか。(僕一人だと、寂しいし。(←ボカッ)
 ※↑はい、mohnoさんネタをぱくりました。すびばせん。

kumaboo

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