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2007/02/01
最近同僚とよく、社会に出て最初の上司って大切だよね、という話をします。
僕の場合、最初に勤めた旅行会社での最初の上司は女性でした。今でも交流がありますが、吉田さんという方です。僕は吉田さんから学んだものは、とても多かったと記憶しており、今でも「吉田さんなら、こう言うだろうな」などと考えることがあります。
世の中の管理職全てが、とても素晴らしい上司とは限りません。中には新卒を配属されることを、疎ましく思う人もいるようですし、新卒の社員に将来の方向性を示さない上司も多くいます。自分のことで精一杯、という人なんでしょうね。
僕は25歳で係長になったのですが、管理職という仕事にとても苦労しました。（後頭部に、500円玉くらいのハゲが出来ました・・）売り上げに対する責任、年上の部下の管理などのプレッシャーから3ヶ月でギブアップし、もう3ヶ月間係長から下ろしてもらい、もう一度吉田さんの部下（一般社員）になりました。吉田さんはその時も、色々と話をした上で（かなり叱られたのも事実です）方向性を示してくれました。こうやろう、と。
おかげで、3ヶ月後にはもう一度係長に復帰し、売り上げを達成することも出来ましたし、年上の部下ともやっていけるようになりました。
その後、30歳の時の転職も喜んでくれました。懐かしい思い出です。
新卒の社員は、一般的に上司は選べませんよね。だからこそ、配属される側の人間の心得とでも言うのでしょうか、身を正すことがとても大切だと思います。
せっかく研修期間に良い教育を受けたところで、現場の先輩や上司がいい加減だったりすると、「あぁ、それで良いんだ」と思ってしまうことになります。（もちろん、そんな中でも流されない、立派な新卒もいたりしますが、ごく少数でしょうから。）
最近、痛切に感じることです。
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コメント
こんにちは！
新卒についてはおっしゃる通り、弊社のような中途入社が前提の会社においても「最初の上司」との相性は大事と思ってます。
ある意味「新卒のときの上司」に仕込まれたやり口から育ってきているので、なまじそれに問題を感じるような場合、矯正が難しいです。
とはいえ、弊社における「最初の上司」を務めるときの難しさや留意事項は、おっしゃられているものに近いというか、同感します。
＞トラパパさん
中途は中途で、上司の大変さってありますよね。これは、部下が優秀とかできが悪いという話とは、レイヤーの違うところに苦労したりすることだと感じます。
部下は上司を、よ～～～～く見てますしね。（＾＾；
一番最初に出会った上司が確かに社会人として、自分の仕事への姿勢を決めてしまった気がします。
「問題があったら後始末はしてやるからやってこい」と新入社員の自分を一人でお客様先に送り出してくれたいい上司でした。
あと、トレーナーも大事ですよね。
＞a_ajiさん
そういう上司、大切ですよね。
僕もそういう上司がいました。吉田さんもそうでしたし、その後の上司もそういう人に出会えました。
一方で、部下のミスは部下が無能だから、と平気で言う上司にも出会いました。小さくてイヤですね。。
最初の上司、とっても影響を受けます。私の場合は幸運だったことに「SEへの道」などなどを書かれている馬場史郎さんだったので、考え方、立ち振る舞い方を含めて、書かれている通り身に着けさせられました。おかげで（普段からだらしない服装と髪型以外は）ここまでこれました。良いことは、次の世代に引き継ぎたいものです。
＞つるたさん
そうですね。
逆に、基本姿勢のなっていない上司に付いた人は、可愛そうなくらいになっている例を見かけることがあります。
そういう人は、新人より大変だったりしますし。。
大木さん、こんばんは！
最初の上司は大切だと思います。良くも悪くも。その人を基準としてしまうことって少なからずありますよね。
＞手文庫さん
「良くも悪しくも」というところは、本当にそう思います。
悪い例も少なからず、ですからね。
