2009年12月
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
- Pocket WiF…(ooki)
- Pocket WiF…(a_aji)
- Pocket WiF…(ooki)
- Pocket WiF…(waki)
- 「ウチの子供はかわい…(ooki)
- 「ウチの子供はかわい…(a_aji)
- 「ウチの子供はかわい…(ooki)
- 「ウチの子供はかわい…(吉田 賢治郎)
- 国立大学の存在意義を…(ooki)
- Pocket WiF…(ooki)
- 「新聞」とテレビを見なくなって10年で、私が「失ったもの」、「得たもの」。(けんじろう と コラ…)
- 【休日ネタ】どこのどなただかわかりませんが、誠にありがとうございました。(抱き込め!ユーザー、…)
- 【休日ネタ】どこのどなただかわかりませんが、誠にありがとうございました。(抱き込め!ユーザー、…)
- 58冊+α ~ オススメしたい本 COMPLETE(事務局だより…)
- 58冊+α ~ オススメしたい本 COMPLETE(事務局だより…)
- Twitterを使っているとブログが書けなくなるのか(『ビジネス2.0』の…)
- 【ミッション】あの人にオススメしたい、この1冊 ~ 番長と遊ぼう!=『GOOD to GREAT ビジョナリー カンパニー2 飛躍の法則』 なのですが・・・(1/2)(破壊的イノベーション…)
- 【140文字】 Twitter つぶやきなのに 書き直し…お粗末(中村昭典の、気ままな…)
- 罪と音楽 僕たちに置き換えると……:「走れ!プロジェクトマネージャー ...(音楽…)
- 思い出の地 ~ あの夏の思い出 COMPLETE(事務局だより…)
2006/11/07
日経ビジネスの今週号は、管理職が壊れる、です。企業内”多重責務者”という呼称になっていますが、一部の中堅のベンチャー企業は、まさにこういった事態になっているかも知れませんね。
整ってない社内管理業務に追われる。人事評価制度を考えつつ、半期に一度の人事評価をする。個人情報管理も考えなくてはならない。個人情報のみならず、機密情報もある。どんどんルールに縛られていく。そんな中、管理職としてのトレーニングを受けていない人たちが、ある日突然管理職を命ぜられる。
本誌では、無免許管理職と呼んでいます。うまい!と褒めていてもしょうがない。でも確かに、無免許の人がいますね。ただ、本人の意志とは関係ないところが、無免許運転との違いかも知れませんが。
やれ、SOX法だ、セクハラ&パワハラ対応だ、と管理業務が山積みになっていく一方、売り上げは問われるわけですね。確かに、一つ一つは全て大切なことであり、無視して良いことは一つもないのだと思います。
問題は、管理職の完全オーバーフローですね。管理職としてのトレーニングを受けていないのに管理職になり、なった途端に「お前は管理職だから」とどんどん管理業務を山積みされ、リーダーとしての売り上げと利益の確保を言い渡され・・・、これでは全く管理職を育てる流れにはなっていませんね。
僕自身は現在、こういった事態になっていないのが幸いです(周りに助けられています)が、前職や周りを見渡してみると、この問題を抱えている人がいるように思います。(誰かの悪口を書いているわけではないので、詳細は控えます)
僕は、管理職も育てなくてはならない、と考えています。「もう十分」というのはないのではないか、と思いますし。では、育てる上で、その上(経営者であり、経営陣ですね)の人が、全て教えることが出来なければならないか。そんなことはないと思います。一緒に悩み、相談にのり、一緒に考えてくれる経営者であれば良いのだろう、と。
経営者が、口だけで蕩々と演説することには意味はありませんし、必要もありません。その管理職がオーバーフローしていないか、を見ていることが大切だと思います。管理職も(当然ですが)人であり、オーバーフローもすれば、下手すると精神的な病にも陥ります。
本誌では、管理職になりたくない若者が54%と書いてあります。これは、僕にとってかなりショックでした。「管理職になると大変そうだから」というのは事実かも知れませんが、だから自分はなりたくないと考えている人なんて、釣りバカ日誌の浜ちゃんくらいかと思っていましたから。(かなりマジで)
相反する話かも知れませんが、僕は管理職にとって人事評価はとても大切だと考えています。部下の評価もロクに出来ない管理職では、部下から信頼されません。難しいですけど、大切なことです。
しかし、あれこれ押しつけて、管理職が成長する時間やお金、学ぶためのあれこれを与えずして、良い管理職は存在し得ませんね。
自分自身、いま子会社の取締役を担当してみて、ヒシヒシと感じることしきりです。
このブログの最新記事
コメント
おっしゃるとおり、管理職が若者の進み道でなくなってきたのは事実だとも思います。
管理職という言葉も古いですよね。
管理職は、年齢でも、職歴でなるものではないと思っています。一つの仕事なのかも。管理職に適した人と、職人気質の人と別れるのも事実。
管理職=高給 という図式も崩れていますし...
Professionalの管理職のみが、成功する仕事かもしれません。
ベンチャーに勤めている物ですが、私も同じように感じます。
さらに感じるのは殆どの管理職の方が、教育を受けていないので、この問題に気づいてないことです。
私は凄く危機的なことだと感じます・・・
>Kawakamiさん
仰るとおり「管理職」は古くさく感じますね。まだ使われてはいますが。
もっとManagerとか、Managementという言葉(日本語でないからいけないのでしょうか)が浸透して欲しいものです。
>(り)さん
コメントありがとうございます。
> さらに感じるのは殆どの管理職の方が、教育を受けていないので
そうなんですよね。下手をすると、社会人になったときの、基本動作すら学んでいなかったりするようです。
今さら、と思うようなことでも、学べる仕組み作りが必要なのでしょうか。
これって、私のこと?って感じです。今までペーペーも一番下だったのに、ある日急に二階の応接間に呼ばれ、その日から管理職・・・どう考えても無理じゃろう。なんのフォローも無く相手にするのは百戦錬磨の主婦軍団、泣いても泣き切れません。それでも、今日のご飯の為に頑張ってます。(涙)
>yukiさん
コメントありがとうございます。
そうですか、苦労されているようですね。
僕が少し成長した、と感じたときがあったのですが、それは「この人、なんでこういう言い方をするんだろう?何で、こんなに怒るんだろう?」を考えるようになった頃でした。
何らかの対処をしないと、しんどいだけですもんね。ぜひ、色々と「引いて物事を見る」トレーニングをされることをお薦めいたしますです。
既にコメントされている方々の繰返しかもしれませんが、以前、異分野の技術者たちと話していたとき、「管理職」は他の仕事(技術やら営業やら)をしている人が経験を積んだ後やる職務ではなく、管理者として最初から教育していくべき、そして、管理者は技術者や営業者(とは普通言いませんね。。。)の上司ではなく、対等の一職種としてあるべきなのだ、という話を聞きました。確かにそうかもしれない、しかし日本のほとんどの企業でそれをやろうとすると、組織の根幹から切り替えないといけないなぁ、と思ってしまいました。