「走れ！プロジェクトマネージャー！」

　誰にでも不得意はあります。なので、レベルはどうあれ、得意技もあるのではないかと思います。大切なのは、自分の得意・不得意を、なぁんとなくであっても良いから、理解しておくことなのではないか、と思います。
　僕が好きな方の一人に、おちまさとさんがいらっしゃいます。（もちろん、お会いしたこともないのですが）
　おちまさとの仕事の強化書（13）
　タイトルになっている「得意分野で引いていたらプロとして失格でしょ」というメッセージも良いですが、文内に何度か書かれている、控えめに対するお話も興味深いです。
　世の中では、社長は威張るものだと勘違いしている人がいます。もちろん、そういう社長もいらっしゃるのは事実。ですが、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」ということわざ通り、成功するほど腰の低い、頭を下げる社長も多いと感じています。
　控えめなのだけれど、言うべきことはきちんと押さえている。自分の領域に関することは、自信を持って述べられる。これが大切なのではないかと思います。
　意味もなく、高学歴にヘコヘコしたり、社員の前で蕩々と演説を繰り返している人もいますが、それはここで出てくる「成功している社長」ではないかな、と。
　高学歴は良いことではあるでしょうが、卒業して15年も20年も経つと関係ありませんよね。この年代になると、個人差がはっきり現れます。そういうことではなく、何をやってきたか、そして今何をやっているか、これからどうなろうとしているか。だから今何をやっているか、というサイクルがあるのかな、という気がします。
　おちさんが書かれているように、成功されている（この定義がベストとは思いませんが）方たちは、コミュニケーションスキルが高いと感じます。場を理解できるというか、空気を読めるというか。
　自分もまだまだ発展途上。学ぶべきことは山ほどあるものですね。（＾＾；