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2006/10/15

頭を下げない仕事

ビジネス
 
社会
 

 僕が20代の頃(今から20年以上前ですね・・・)、あるパチンコ屋さんの社長と知り合い、一緒に食事をしている時に仰った言葉です。
 「大木くん、パチンコ屋ってのはね、何々屋という中では唯一お客さんに頭を下げない商売なんだよね」
 パチンコ屋さんに来られるお客さんは元を取ろう、あるいはもっと得をしようとして来ているわけですから、そのお客さんがお金をたくさん使ってくれたからと言って、「ありがとうございました!」というのは、お客さんにとってムッ!としてしまうから、というのが理由だそうです。
 「なるほどなぁ」当時も今も、パチンコをしない僕は納得したのを覚えています。時代が変わって、今はパチンコ屋さんでも「ありがとうございました!」というようになったそうです。(お店によるのかも知れませんが)
 一方、同じ「ありがとうございました!」も、儀礼的になりすぎてしまっている業界も増えているかも知れません。
 個人的には「お客様は神様です」などといった、とんでもないことは思っていません。「お客様は神様です」などといった、70年代初期に流行った言葉のおかげで、日本の「お客様」をどれだけ勘違いさせたことか。
 話が若干逸れましたが、せっかくお礼を言うのであれば、相手に気持ちよくなってもらえるお礼を言ってはどうか、と思うのです。
 「仕事だから仕方なく言っている」のかも知れません。しかし、相手が気持ちよくなるどころか、不快感を感じてしまう「ありがとうございました!」では、言っている人の時間を浪費しているとさえ思えるのです。言っている人は、時間を売って給料なり、バイト代を得ているからOK!と思うのかも知れませんが。
 ちなみに我が家の近所のマクドナルドは、スマイル0円を実施している女子高生がいます。本当に良い笑顔で接客してくれます。週末は、ついついマクドナルドに・・・。(^^;
 「ありがとうございました!」という言葉は、頭を下げる仕事とは連動しなくなってしまったのでしょうか。

kumaboo

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