「走れ！プロジェクトマネージャー！」

　昨夜、NHKのプロフェッショナル 仕事の流儀 という番組を見ました。昨夜は、サッカーで有名な静岡 清水商業高校の大瀧先生でした。大瀧先生は、サッカー部の面倒を見ておられます。

　「教育とは教えることではなく、考えさせること」

　なるほど！目から鱗です。僕たちは、ついつい教えたくなってしまいがちです。教えることで、相手に伝わるのだ、と。伝わったら、理解してくれるものだ、と。
　大瀧先生は、部員がどんどん減る時期を経験されました。そして、自分が教えることが出来ない、自分のサッカーのレベルを超えた生徒の扱いをどうするべきか、真剣に考えられたそうです。その結果出た答えが、「教えない。考えさせる。」だったわけです。
　自分自身が、新入社員の教育の一部を担う者として、とても響くものがありました。僕たちが答えを出すのは簡単であり、そのレベルでしかありません。
　理解を深め、そしてもっと上にいくためには、教えてはいけない、ということなのだと思います。
　物事の解決方法は一つではありません。ただ、大きな一つを得た気がします。