「走れ！プロジェクトマネージャー！」

　昨日、仕事で使っているPCがクラッシュしてしまい、Cドライブのみならず、Dドライブのデータも、全て紛失してしまいました。おかげで、作成したパワーポイントを含め、業務に関わるデータで、PC上に置いてあったもの全てが無くなってしまいました。かなりショックです。
　ショックだ、残念だ、と騒いでいてもしょうがないので、ちょっと気分を変えて、PCがないと本当に仕事ができないものなのだろうか、と考えてみました。
　中にあった色々なデータ、特に作成した資料がなくなったのは、かなりショックです。これから使うから作ったものばかりですから、これらが無くなったのは正直言ってきついです。
　それ以外で考えてみると、メールとインターネット。これは、自分のPCでなくても、Webアクセスできるメールですし問題ないことが分かりました。特に僕の場合は、プログラミングしているわけではありませんので、一日の中でPCの使用時間は、だいたい半分以下です。
　視点を変えてみると、仮に1日8時間だとすれば、4時間以上は仕事できるということになります。実際、いくつかの仕事は、打ち合わせを行ったり、ブレストしたりといった具合で、PCが無くなってしまった問題を含みながらも、進めることができました。
　要は、PC依存率の問題でしょうか。

　一応IT業界と呼ばれるわけですから、PCを使って仕事することは多いわけですが、PCに任せっぱなしにするのは良くないわけですね、こういったことがあるので。いくらデータをバックアップ取ってあっても、アプリケーションは都度インストールし直さなくてはなりません。設定もイチからです。
　今回感じたことですが、分かってはいても、PCに任せっぱなしにしていたことがあったなぁ、と。自分自身の予定は、NOKIAの携帯に同期させているとはいえ、アウトルックがベースです。よって、PCがクラッシュしてしまうと、最近の予定が分からなくなってしまいました。
　一方、打ち合わせを行う内容などは、前回の打ち合わせ内容がノート（紙のノートです）に書き留めてあったため、頭が真っ白になって打ち合わせることはありませんでした。
　むしろPCがない不安感を抱えて、より打ち合わせに集中できた気がします。また全部、ノートに書き留めるわけですし。
　PCでメモを取っていた頃もあったのですが、話している人の目を見ながら聞くことが少なくなってしまい、より聞きたいときに良くないと感じたため、ノートに書き留めることに戻しました。
　今回感じたことは、PCがないことで、無意識に「憶えなくてはいけない」と感じたことが沢山ありました。PCに頼りすぎてしまうと、携帯電話の電話帳と同じように、憶えなくなってしまうという問題が生じるのかも知れませんね。
　もう少し、アナログに仕事してみよう、と感じた、今日この頃でした。

　同僚に、「バイオだからね」と言われたのは、ソニーファンとしてかなりショック。。。