「走れ！プロジェクトマネージャー！」

　僕がFAJの活動に参加していることは度々書いていますが、最近この会員になった人が、メーリングリストに流れる文章を、次から次からブログに貼り付けているのを見かけました。
　見てみると、個人名から自分と関係のない会員の会社のURLまで。非常識極まりない、と驚いています。ご本人（僕よりかなり年上の方です）にメールを入れてみたところ、「誰がどう受け取るか分からないものだ」という内容のメールが返ってきました。
　

　最近、ITリテラシーとか、情報リテラシーといった言葉を聞くことが多いように思います。リテラシー（literacy）とは、特定知識、例えばコンピューターの知識などのことも意味しますが、元々は教育を受けているとか、教養があるという意味です。
　こういったケースは、リテラシーがないのか、マナーが悪いのか、常識の問題なのか、不思議な世界で悩んでしまいます。
　メーリングリストに流れるメールは、基本的に会員全体に流れているため、特段クローズにしなければならないような内容ではありません。内容も、ファシリテーションのスキルや技法などに関わることですから、むしろどんどん世間に紹介されるほうが良いとは思います。
　ただ、そこに発信した方の個人名を貼り付けるというのは、どうでしょうか。また、誰かが一過性で発信したメールを、本分含めそのまま貼り付けるというのはいかがなものでしょう。
　今回は、この方の個人攻撃をしたいわけではなく、ちょうど自分自身が考えるのに良い機会でしたので、話題に取り上げてみました。

　最近eメールがさらに普及していることで、どんどんメールマナーが悪くなってきているような気がします。スパムが増えているのはともかく、何を言いたいのか、あるいはそんなに親しいわけでもないのに、偉そうな書き口調で届いたりします。
　偉そうに書く人は、大抵の場合若くないですね。50代の男性に多いです。恐らく、年いってからパソコンを覚えたため、文章を書くマナーに欠けているのだろう、と想像しています。ただ、元々言葉遣いも荒いのかも知れませんが。
　ブログも同じですね。目的は様々ですが、ブログは今もどんどん普及しています。ブログの手軽さゆえ、年齢層も広くなってきていると思います。個人的に書いているもの、個人事業主として書いているもの、様々です。
　そこに何を書くのか。ただ人の文章をコピペしておくのか。あるいは、自分の意見を書くのか。
　人それぞれ、と言ってしまえばそうなのでしょう。僕はコピペするようなことはしないでおこう。そう決意した、今日この頃です。。。