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2006/02/03

コーチング vs ファシリテーション

ビジネス
 

 なぁんて、過激なタイトルでスタートしてみました。

 コーチングが流行っています。いや、コーチングが流行っているというよりは、コーチが流行っているのかも知れませんね。コーチになりたい人が多いようです。

 日産のゴーン社長も、専属コーチを付けていると聞いたことがあります。僕もコーチングしていただいたことがありますが、とても有用でした。

 では、世の中のコーチ全てが有用か。なんて、無茶な疑問ですが、そんなわけはありませんよね。そんなことを求めてはいけません。

 では同じように、ファシリテーター全てが有用なのでしょうか。そういうわけではありません。特に、中途半端にファシリテーションを理解した(と思いこんでいる)人がいます。

 @IT情報マネジメント用語辞典に、ファシリテーションについて書かれています。

     =====
     「ビジネス・ファシリテーション」「プロジェクト・ファシリテーション」といった
     用法もあり、この場合は「組織やチームが目標を達成するために、創造
     や変革、問題解決、合意形成、学習などを体系的に支援し、プロセスを
     促進させること」となる。
     =====

 難しいですね。支援する、とは書いていますが、「創造」「変革」「問題解決」「合意形成」「学習」といった広範囲にわたって、「体系的に支援」する、と書かれています。

 ここで重要なのは、支援であろうが、当事者であろうが、「体系的」に理解していることが大切である、ということだと思います。一般的に「当事者意識」と言われたりもしますが、当事者は必死で理解しようとします。なんと言っても、当事者ですから。

 こういう点を無視して、コーチングだけや、ファシリテーションだけを学んでも、それは道具でしかありません。

 我々ビジネスに携わる人間としては、「だけ」を学ぶのではなく、本質を理解し、真っ向から取り組む、ということを度々求められます。

 ちょっと、とあることから考えさせられました。

kumaboo

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