「走れ！プロジェクトマネージャー！」

　R25の73号に、なんとWeb2.0について書かれていたので、取り上げてみます。さすがにR25らしい取り上げ方をしていますので、一部引用してみます。（R25さん、問題があれば教えてください）
=====
　ブログのほか、複数のブログから情報を収集するRSS、利用者が自由に項目を追加・修正できるネット上の百科事典「ウィキペディア」で利用されているWikiなどがWeb2.0で提供される代表的な機能。大手検索サービスのグーグルが提供する「パーソナライズド・ホームページ」など、国内でも続々とWeb2.0をうたうウェブサイトが登場しており・・・。
　と、いささか小難しい解説になっちゃいましたが、要するに自由にカスタマイズできたり、情報の交換や発信を行うことができる・・・というかつまり、最近オープンした参加型ウェブサイトは大抵Web2.0、ってことみたいなんですね。この手の新語の例に漏れず、正直”言ったもん勝ち”っていう気がしないでもないですが。
=====
　なるほど。僕もあまりWeb2.0について詳しいわけではないんですが、言ったもん勝ち、という言い回しはしっくり来ました。

　確かにRSSといった分かりやすいものもあるのですが、分かりづらいものも沢山あります。ただ、この条件を満たしたらWeb2.0と認定する、といった定義づけされているわけではないので、そうなるのだと思います。
　ちょうど80年代に流行ったターボと似た感じがしますね。
　ターボは、元々車のエンジンの付加装置が有名だったのですが、ターボ車が続々出てくるに従い、掃除機も出てきたり、そのうち全然関係のないものにまで○○ターボ、といった名前が付けられていたのを覚えています。
　Web2.0は、次世代インターネットとして期待されています。それだけに、ベンダーのぼかし説明に受け取られないようにしていくのは、僕たちの業界の責任かも知れません。