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2005/10/14

ケツを持つ?

ビジネス
 

僕が一緒に仕事をしている人が、「誰が、このプロジェクトのケツを持つんだ?」という言い方をします。聞き慣れない言葉だが、暴走族の最後尾を走るバイク及び運転手のことを、「ケツ持ち」と呼ぶそうです。
最後尾をゆっくり走って、パトカーを引きつける。そして、前のバイクたちが捕まらないようにする役目。それを文字って、そのプロジェクトの責任を取る人間を指しています。
一般的にプロジェクトマネージャーという職務は、責任が伴うのだが、時々そのことを認識せず、「そのプロジェクトに興味がある程度」の人間が、なぜかPMとかプロマネと呼ばれていたりします。
そういう人間は、責任が伴うフェーズに来ると、ほっぽり出してしまうことがあります。
当たり前です。どこまでの責任を担うか、何がscopeで、何がout of scopeなのか、を定義せずにスタートさせてしまうからです。
「ケツ持ち」をやる以上は、責任範囲を定義する必要がある。何でもかんでも責任をとれるわけがありません。
責任範囲と守備範囲をはっきりさせるのが、キックオフミーティングで行うべき作業です。(キックオフと言うと、飲み会だと勘違いしている人がいますが・・・)
scopeの定義=責任範囲の定義、と考えると分かりやすい。PM、プロマネという名前に踊らされずに、しっかりと地に足のついたプロジェクトマネジメントをやっていきたいものです。

ほっとけない 世界のまずしさ

kumaboo

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