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第2回「Rails基礎力を固める 模擬問題で学ぶ試験対策」Railsのルーティング

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こんにちは。Rails技術者認定試験運営委員会の吉政でございます。

小澤昌樹氏の表記コラムが公開されました。興味がある方は是非ご覧ください。
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Railsのアプリケーションでは、ユーザーが送るリクエストが「どのコントローラの、どのアクションに渡されるのか」を決定する仕組みを ルーティング(Routing) と呼びます。これは、Railsの処理の入り口となる重要な要素であり、アプリケーション全体の流れを制御する交通整理のような役割を果たします。どのURLでどんな動作を行うかを定義するこの仕組みは、開発の基盤を支える大切な構成要素の一つです。Railsのルーティングは、シンプルさと一貫性を重視して設計されています。特に、resources による RESTful なルート定義は、Rails の設計思想である「規約より設定(Convention over Configuration)」を体現する機能のひとつです。これにより、開発者は最小限の記述で CRUD 操作(作成・読み取り・更新・削除)を自然に扱うことができます。

また、Rails ではルートを柔軟にカスタマイズできるため、シンプルな構成から複雑なネスト構造まで幅広く対応できます。たとえば、親子関係を持つモデルを扱う際のネストされたルートや、可読性を保つための shallow: true オプションなどは、実務でも頻繁に登場する知識です。これらはすべて、Rails 試験でも定番の出題範囲です。ルーティングの理解度は、単なる文法知識にとどまらず、「アプリケーション全体をどう設計するか」という視点にも直結します。

今回も、模擬問題を通じて、Rails のルーティングについて整理し、実務でも役立つ理解を深めていきましょう。

(続きは以下をご覧ください)
https://railsce.com/archives/1349

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