業界トップランナー鍋野敬一郎氏のコラム「ERP再生計画」第22回:令和元年!クラウドERP最新トレンド2019
業界トップランナーの鍋野敬一郎氏のコラム最新号が日商エレクトロニクスで掲載されました。
「ERP再生計画」第22回:令和元年!クラウドERP最新トレンド2019
私も一筆添えています。
興味がある方はご覧ください。
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国内のERP市場に、目に見える変化が出てきています。個別のベンダや製品ごとの動きは、常に変わり続けていますが、今回の変化は市場構造が変わるような大きな潮流になるかもしれないと感じています。経済産業省の研究会で、「デジタルトランスフォーメーションに向けた研究会」という会合があります。その中間とりまとめが、公表されています。「DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~」というのがあります。このDXレポートでは、日本企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を阻んでいるのは、老朽化した基幹システムによるものでその経済的損失は2025年以降で毎年12兆円と試算される!という衝撃的な内容です。
そのサマリーには、DXの推進に向けた対応策について現状の5つの課題が書かれています。
A)既存システムの問題点を把握し、いかに克服していくか、経営層が描き切れていないおそれ
B)既存システム刷新に際し、各関係者が果たすべき役割を担えていないおそれ
C)既存システムの刷新は、長期間にわたり、大きなコストがかかり、経営者にとってリスクもあり
D)ユーザ企業とベンダ企業の新たな関係の構築が必要
E)DX人材の不足
いろいろなメディアが、このDXレポート「2025年の崖」について取り上げた記事が出ているので、読者の皆様も目にしたことがあると思います。さて、ビジネス環境の変化やこうした経済産業省からの動きも絡んで、今回から3回ほどあらためて「ERP再生計画、クラウドERPバージョン2.0」をお伝えいたします。
(この続きは以下をご覧ください)
https://erp-jirei.jp/archives/2448