オルタナティブ・ブログ > 吉政忠志のベンチャービジネス千里眼 >

IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

ZFSストレージOS NexentaStorがメジャーバージョンアップ!資料公開しました。

»

こんばんは。吉政創成の吉政でございます。

弊社のお客様であるコアマイクロシステムズ様が取り扱いをしているZFSストレージOS NexentaStorがメジャーバージョンアップをし、V4となりました。

まず、NexentaStorとは何ぞやと言うところですが、NexentaStorとはOpenSolaris / ZFS によりエンタープライズクラスのストレージシステムを従来の1/3程度のコストで実現した下記の特徴をもった次世代ストレージOSです。

    ・自己完結型CDPによるBCP/DR機能統合
    ・Solaris / ZFS の信頼性と実績
    ・既存ストレージリソースの統合、仮想化
    ・自己修復ストレージ・システム
    ・コストの大幅な削減(従来比70%削減のコスト効果!)

ちなみに、NexnetaStorはOSSと非OSSのソフトウェアがセットになった製品名と言うことをご存じでしょうか?

NexentaOSはSoLarisカーネル+UbuntsuのOSであり、日本にもコミュニティが存在しています。DLされたい方は以下をご覧ください
http://sourceforge.jp/projects/freshmeat_nexenta/

このNexentaOSにエンタープライスエディション(検索+ GUI + リモート管理)とオプションモジュール( VM 管理 + WORM + HA クラスタ + Windows バックアップ‘Deloreon’)を加えたものがNexentaStorとなります。

NexentaStorについてはコアマイクロシステムズが簡単な日本語ページを作っていますので、以下をご覧ください。

http://www.cmsinc.co.jp/products/nexentastor.html

さて、そのNexentaStorがメジャーバージョンアップし、 V4となりました。

※ご参考:ZFSベースSoftwrae difined Storage(SDS)の新版「Nexentastor V4」及び
同アプライアンス製品/PrimeSTORの新ラインアップを発表
http://www.cmsinc.co.jp/news/2014/news2014061301.html

■NexentaStor V4の特徴
・Illmosカーネルインテグレーション(OpenSolarisからの脱却)
・IO性能強化〈従来比4倍以上)
・強大なL1キャッシュサポート512GB(理論上は制限なし)
・CIFS/SMB2.1のネイティブサポート
・クラスタフェールオーバ時間の短縮〈従来比50%以上)
・ブロックレベルリモートレプリケーション機能の強化
・VMware、Windows/Hyper-v、OpenStack 用インテグレーション機能強化

■Nexentastor V4の新ラインアップ
・Nexentastor Enterprise v4(illumos kernel version)
・Nexentastor Edge(Object Storage/2014.Q3)
・Nexentastor Connect(VDI accellerater VSA)

■関連資料
以下の関連資料(英語版)を公開しています。
NexentaStor 4.0.1 General Availability Announcement
The Leading Platform for Software Defined Storage
Nexenta data sheet NexentaConnectTM for XenDesktop
Nexenta data sheet PurposeBuiltVDIStorage
SAN Acceleration Using Nexenta Connect™ View Edition with Third-Party SAN Storage

資料は以下よりダウンロードできます。
http://www.cmsinc.co.jp/doccenter/index.html

興味がある方はご参考ください。

Comment(0)