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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

メーカーとしての心得

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乱文にて失礼します。
思うままに書いてみます。

メーカーとしての心得。

企業なので、利潤を追求し続けるのは当然ですが、それに加えて市場創造を担う責任感・気概が絶対に必要だと思う。

その気概を、責任感をビジネスモデルの根底に置かないと、ビジネスとしてはどうしても醜悪なものになってしまうと思う。

いろいろなビジネスモデルを見ていると、どうしても根底にあるポリシーまで見えてしまので、たちが悪いです。

製品として世に出したからには、その結果はビジネス的に小さいものになってしまったとしてもお客様がいる限り、そのお客様の事を考えて、販売してくれたパートナーを考えて、最善の手を打つべきですし、そういうビジネスモデルとしてマーケッターは設計するべきと思います。

そういう意味では、外資系にはよくあることですが、ユーザーをないがしろにしている対応はよく聞きますよね。でも、考えてみれば当たり前です。所詮、世界的に見て日本市場は10%にも満たないスモールマーケットです。日本のお客様の事を重視しないのも当たり前かもしれません。(一流の外資の一部は除きます)

メーカーを選ぶ際には、その会社のWebサイトの文章の書き方、報道発表の内容のその奥にある基本的な考え方を良く見てみてください。どういうメーカーが長くつきあえるメーカーでどういうメーカーが使い捨てにしなければならないメーカーかがよくわかると思います。

メーカーとしての責任感があるメーカーと長く付き合いたいものです。

責任感がしっかりしているメーカーが多い業界は成長し、やがて世界に通用する業界になっていくのだと思います。車、家電、などなどです。IT業界も売り切ればよいという考えではなく、メーカーやソリューションプロバイダーとしての心得をしっかり持ちたいですよね。

この美しさが日本の強さの一つだと思うので、IT業界でも伸ばしていきたいです。

以上、調査中に気がついたことでした。お目汚し、失礼しました。

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