とうとう中日が日本一になった
中日ドラゴンズが53年ぶりに優勝しました。今は亡き祖父は棺桶に中日スポーツを入れたほどのファンでしたのであちらの世界で大喜びしていることでしょう。私の長男の誕生した年に日本一になったというのは覚えやすくて何よりです。
今日の試合の感想です
- ウルトラセブン山井はよく投げた。そりゃ優秀賞だわ。
- 岩瀬もさすがのクローザーぶりだった。
- 平田?
- 森野が7回に捕ったフライはヒヤっとした。
- 荒木・井端はサイボーグ手術を受けて半永久的に二遊間を守って欲しい。
- ウッズがものすごく喜んでたけど、まだ3年目だったのか。
- 中村ノリは野球やめなくて良かったね。いろんな意味でMVP。
- 山本昌と立浪もやっと成仏できるね。
- 祝福されるドラゴンズ選手陣をじっと見据えるダルビッシュの眼差しに青春を感じてしまった。
- 落合監督ありがとうございました。
おそらく様々なところで言われることだと思いますが、8回まで完全試合のピッチングをしていた山井を交代した落合監督の決断には驚きました。自分は「1人塁に出て完全試合が崩れたら岩瀬投入でいいじゃん」と思っていました。試合が終わってみるとやはり岩瀬で〆て良かったように思います。あの9回に岩瀬が打たれて逆転負けしていたら、残り2試合をアウェイ札幌で戦うことになります。その場合の流れはきっと日ハムに行ってしまったでしょう。
対する日ハムのヒルマン監督は、昨年日ハムに44年ぶりの日本一をもたらしました。(相手は中日でした。)しかしながら今年の日本シリーズの直前にアメリカに一時帰国したことに疑問の声が上がっているそうです。来年から監督になるカンザスシティ・ロイヤルズと正式契約を交わすために渡米したそうなのですが、何かこの時期でなくてはならない理由というのがあったのでしょうか。普通に考えればわざわざこの時期を選ぶメリットが思い浮かびませんのでロイヤルズ側のやむを得ない事情というのがあったのかもしれません。
一方の落合監督は、リーグ優勝するという家族との約束が守れなかったとしてリーグ戦の最終試合の日に頭を坊主にしました。「髪の毛は伸びてくる。でも、この年のシーズンは戻ってこないんだ。」と話したそうです。失礼を承知で言わせていただくと若干髪が薄くなっているように見受けられますので、坊主頭にするのはそれなりの決心が必要だったと思います。しかしそのことで選手の気持ちを盛り上げる効果があったのではないでしょうか。そのような日本一に対する強い思いがチームで共有されていたからこそ、完全試合を諦めさせられた山井も試合後に笑顔でいられたのではないかと思いました。(日本一を託された岩瀬はマウンド上で苦悶の表情に見えましたが)
一時帰国したヒルマン監督と、頭を丸めた落合監督。日本一との因果関係は定かではないですが、しばらく色々なところで引き合いにされそうです。