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関西学院大学 高等学部商科百周年記念学術講演会だん。

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2014年、関西学院は創立125周年を迎えました。
この機に、不肖加藤は高等学部商科の開設100周年を記念した商学部主催の学術講演として、10月24日の3限にウミガメをやらせていただいてきました。



講演は一般の方にも開放され、上ヶ原キャンパスB号館101号室にて、200名を越える方に聴講いただきました。母校でウミガメをやらせていただけて、感無量でした。
http://www.kwansei.ac.jp/s_ba/event/2014/event_20141024_005705.html

内容も当日の内容もノリも、今年のウミガメの中では快心の出来となりました。
90分楽しんで、しっかり伝えたいことが伝えられたと思います。
寺地学部長、スタッフの皆さん、会場に来てくれたおかん、天満宮さん、皆さんから背中押して貰いました!

講演後に学部長室に入れていただき、今日の学術講演会の記念メダルを戴きました。これは毎年、首席卒業する学生にだけ贈呈してるモノと同じやつだそうで…素直に嬉しかったです!。大事なものなので、おかん&仏壇のご先祖さまに託してきました。



さて、
僕はこうやって日本の未来を担う若人に、ウミガメをお話しさせていただくのが、ライフワークのようになっていますが、、そもそもなんの為にやってるかというと(かつての僕自身が多くの方の講演で強い刺激を受け変化をしてきたように)先に生きてきた者として得てきた気づきを伝えることで、聴いて貰った方のなかのほんの一握りでいいので、その後の生き方に刺激を与えたいんですね。

twitterやGメールに10通以上の感想を頂いたのですけど、そのうちの一通、とっても嬉しかったものを、ご本人の承諾を得たので、以下に紹介させていただきます。どうかアジアのウミガメになってください!。


******************

加藤 順彦様

突然のメール、大変失礼致します。
関西学院大学1年生の三村周と申します。
先日は素晴らしいお話をいただき、さらに講義後も私の不躾な質問に丁寧に答えていただき本当にありがとうございました。

加藤先生のお話を拝聴し、感動いたしました。
私がずっともやもやしていたこと、悩んでいたこと、疑問を感じつつもうまく捉えられていなかった事々が、たった90分で見事に解消され、涙が出るほどに感動しました。
加藤先生のお話を伺った直後、すぐにパソコン室に向かい、東南アジアの国々を中心に夜まで調べ続けました。
私はつい3日ほど前まで、アメリカのボストンに留学するつもりでした。アメリカはまだ世界の経済の中心であると信じ、これからも多少の変化はあるもののそうあり続けるため、チャンスにあふれているだろうと考えたためです。
ですが、加藤先生のお話を伺い、自分の考えに強い疑問を感じました。アメリカは確かに世界一の経済大国であり、豊かな生活環境が整っています。
しかしこの先アメリカのイスは増え続けるのだろうか、アメリカは本当に成長トレンドの只中にあるのかを考えると、必ずしもそうとは言えない事に気が付きました。

私は起業して世界のトップに立つことを目標の一つに据えています。当然そのためには大きなリスクを積極的に取っていく必要があります。その必要性は十分に理解しているつもりでした。
しかしこれまでの私を振り返ると、「誰に話しても反対されなさそうな」アメリカへの留学を目指し、「誰に話しても叩かれなさそうな」ビジネスモデルで商売を始め、「誰に話してもバカにされなさそうな」夢ばかりを語ってきたことに気付きました。
結局一番大事にしていたのは他人の目であり、それらに向けた失敗した時の言い訳が成立するかどうかでした。
リスクを取ろう取ろうと言いながら、無意識にリスクから逃げて回りの大人にホメられるような行いを目指してきました。
効率よく、最短距離で目標に辿り着こう。無駄を省いて余計なことをしないようにしよう。そればかり気にしてきました。

そんな人生を、明日から変えます。
自分のしたいこと、自分がいいと思えること、自分が面白そうなニオイを嗅ぎ取ったことにどんどん飛び込んでいきます。
無駄を恐れません。とにかく最短距離で行こうとする考え方を根本から考え直します。
さらに、自分が可能性を感じた成長国や成長産業を見極め、そこで3年以内に起業します。
目標や計画をゼロから考えなおします。また、チャンスのニオイを嗅ぎ取ったらすぐにピボットしてそこに全力を注ぎます。

現在最も興味が有るのは、加藤先生がお住まいのシンガポールです。
加藤先生が講師として参加なさっているLeaGLOの個人面談も申し込ませて頂きました。HPを拝見しましたが、読めば読むほど面白そうでうずうずします。
まだ加藤先生のお話を整理しきれていないため、散文的になってしまい申し訳ありません。とにかく、加藤先生のお話を伺い強い衝撃を受け感動したことと、それらをもたらして下さったことへの深い感謝の念をお伝えしたく、メールを差し上げた次第です。
素晴らしいお話をいただき、本当にありがとうございました。
ぜひまた、加藤先生にお会いしたく存じます。
そして、加藤先生に快く出資していただけるような企業を創るべく、全力で努力します。
その際は、ぜひ宜しくお願い致します。

お忙しい中最後までお読み頂き、ありがとうございました。


三村 周
関西学院大学 商学部

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