二枚目 田村こうたろう !
私、加藤は民主党が去年の衆院選で掲げた荒唐無稽なマニフェストのほぼすべてを一貫してdisってきました。
もちろん郵政再国営化も、温暖化防止法案も、道路無料→再国営化も、薬事法・貸金業法の改悪も、農家戸別補償も、こども手当も、最低時給1000円の法制化も、製造業派遣の禁止も、まったくもってぜんぜん駄目だと思っています。
そして今回の参院選に合わせたマニフェストもかなりアレ(禿トホホ…)です。昨年以上に意味のわかんないくだりも多いです。
(民主党のマニフェスト比較に関してはフォーサイトの記事をご参照ください。趣意に禿同)
また僕は菅直人首相もとんでもない超ウルトラ経済音痴の社会主義な危険人物だとみてます。
しかしながら
今回の参議院選挙は、2月から繰り返しこのブログで、そしてtwitterで書いてきた通り、【民主といろいろ +公明】という構図であり、圧倒的な一強と他弱(+カルト)となる以上、民主は大勝しないにせよ、負けることはないと思います。
しかも・・20年がかりの恩讐の果てに、この第一党を目指してきた『選挙がすべて』の小沢一郎氏が、これ以上ないくらいの絶妙なタイミングで自ら【一兵卒】となったことは、氏の何をも厭わない決意と異様なまでの妖気を感じています。
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僕は昨秋の田村耕太郎氏との出逢い以降、氏を強く支持してきました。
民主党移籍以降は、シンガポールにオフィスも開設し、田村氏を応援しています。
彼はいつも
『日本は本当にあぶないんです』
『このままでは間に合わない。あと2年もたないと思います』
と言います。
昨年度の歳入は37兆円しかなかったのに、歳出は91兆円でした。
・税収37兆円 税外収入10兆円 国債発行44兆円 合計91兆円
・一般歳出+地方交付税・交付金 71兆円 国債費20兆円 合計91兆円
この差額がPB プライマリーバランス(基礎的財政収支)です。37-71=マイナス24兆円です。
そして今年の歳入は下手すると25兆円程度になる一方、歳出は100兆円を超えるだろう、ともいわれています。
これを抜本的に解決するには、即ち『日本経済の再生と成長』しかない、と思います。
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政治信条も政策もまったく異なる政党であった民主党に、田村氏が幾許かの批判を浴びつつも不退転の決意で移籍したのはそんな・・彼のギリギリの焦燥感からきたものだ、と2月の移籍の際に痛感しました。
自民の弱体化と政界再編への多くの動きの中で、一強他弱のままに参議院選挙に突入することを見越したのです。政治はそして民主主義は 数がすべて だからです。
僕自身も『おそらくこのまま全地方選挙区にて候補者を擁立し、一年近くもどぶ板を踏んだ民主党候補者が、ある意味で順当に勝つ、だろう』と確信しました。
いまや日本はシルバー民主主義の国。民意も有効投票の実質過半数を高齢者が握っています。
非常に大事なのは、
参院選後の日本のあり方です。
次の選挙までの2~3年の間に取り返しのつかない後れが出来てしまうのではないか・・。
であるならば、
この1,2年の間に、田村氏が政権の中心で存分に活躍できる可能性が極めて高い、民主党主体の政権での活動を選ぶべきだ、という結論に至ったのは合理だと思います。
僕は、いまも民主党を支持していません。
しかして
あえて絶大なる人気と保守基盤のある鉄板の鳥取選挙区を出て、ひろく多くの方の審判を仰ぐことができる比例全国区に移ったからには、参院選後の政権では、ぜひ氏の掲げる経済政策を実現できるポジションに就いてほしい!です。
その為にも、このブログの読者の皆さまにご賛同頂けるのであれば 田村こうたろう と投票用紙に記してもらいたい のです。
それはある意味で、民主党大勢のアフォ政治に対する批判票であり、田村氏個人に対する期待票と言える、と思っています。
7月11日の参議院選挙の投票用紙は、二枚綴り。
一枚目は地方選挙区。そして二枚目は全国比例区です。
二枚目には政党名を書くことも出来ますが、個人の候補者名も書けます!!。
是非 二枚目には 田村こうたろう と。
あなたの貴重な一票をお願いしたい、です。よろしくお願いいたします。