電通「MAGASTORE(マガストア)」のサービスインと、佐藤秀峰さんが自身のHPで10万円という初日売り上げを記録
昨日はいろいろ電子出版系のネタに注目している人たちにとってはいろいろ動きがあった日なのかな~と思っていて、昨晩松尾さんとTwitterでちょっと意見交換などをしつつ、電通のiPhone/iPod touch向け電子雑誌販売サービス「MAGASTORE(マガストア)」を試してみたのでした。
ビューワー用のアプリをダウンロードする時点で費用が発生するのは非常にハードルを高くしているな…と思わざるえないのですが、松尾さんからの「有料アプリじゃないとアプリ内課金できないから」という情報をいただいて、そうだった!と自分のお馬鹿加減に呆れつつ、お試しの書籍を購入しようとおもったらこれまた迷う事態に…
日経トレンディネットのニュースを見て、サイトを訪問、そしてAppStoreで購入という流れを踏んだのですけど、告知されている雑誌はあくまで9月販売開始分で、14日時点での販売分ではなかったりと、有料ダウンロードしてから途方に暮れること10分、諦めて普段の自分とはまったく縁がなさそうなLite版GQ JAPAN(コンデナスト・ジャパン) 115円を購入したのでした(苦笑)
期待とともに77ページをめくりはじめたのですが、紙面用にいろいろ遊び心満載でレイアウトされた紙面はわたしにはちょっと読むのが辛いです。
ただしここからは電子出版物の良いところで、画面からテキストを選択すると、素のテキストだけが表示できて、フォントの大きさ、色も切り替えることができます!
これなら電車の中で読むには完璧な状態ですし、欲を言うならテキストの検索と付箋機能なんかがついて読み直したい場所を記録・保存しておけるなら週刊ダイヤモンド、NEWSWEEK日本版あたりはは買ってしまいそうな予感がします。
引越しの時などに保管していた雑誌を捨てるのがどうにも惜しかった時がこれまで数回あり、パソコン向けのFujisan.co.jpで発売されていたNEWSWEEK日本版発売当時勇んでツール導入したのですが残念ながら私のDELLマシンではビューアーがちゃんと動いてくれないというトラブルに見舞われてから電子書籍にはあまり良い思い出なかったのですけど、これからはそんな思いをしなくても良いのかもしれませんねw
そんなこんなの「MAGASTORE(マガストア)」のほかに、以前にこちらのブログでも取り上げた佐藤秀峰さんが自身のHPでコンテンツ販売を9月7日に開始されたとのことでITmediaさんのほうにこんなニュースが掲載されておりました。
佐藤さんは9月7日に、「新ブラックジャックによろしく」「ブラックジャックによろしく」「特攻の島」などの有料配信を、新作30円、旧作10円でスタート。10万円という初日売り上げについては、「初日でしたので、ご祝儀という意味もあるかもしれませんし、このペースがずっと続くかどうかは分かりませんが、ひとまずというか、今の所、まったく利益がでないという状況は回避できそうです」とつづっている。
新作30円、旧作10円の値段が高いか安いかは微妙なところですが、作者自身が運営している個人サイトで少なくとも数千人単位の人がコンテンツに対して支払いをしてくれてそれが10万になったという事の意義はでかいような気がします。
はてさて、音楽やら雑誌をスマートフォンで楽しむ世界が広がりつつあることを急激に実感しながら、自分のお財布の中からどのくらいの支出がこれらデジタルコンテンツに向かうのかも計測しないとですねw
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