人間は小さい頃の体験を確かめたくなる生き物のでしょうかね?
昭和40年生まれのわたしは良くも悪くもテレビっ子世代です。帰ってきたウルトラマンやら、仮面ライダーシリーズに、色々アニメもありました。
昔を懐かしむこと自体は悪いことではないと思うのですが、あまり感傷に浸るというか「昔は良かった」的なところにハマってしまうのは避けたいところ。
ただどうしても人間って自分の存在を確かめたいというか、自分に影響を与えてくれたものを確かめたい生き物なのかな?と思った出来事があります。
9日(日曜)は自宅から自転車で横浜まで走って来たのですが目的はなんもなし…とりあえず生き帰りで50~60キロくらいの距離のところを選んだらそうなっただけなんですけど、横浜駅の近辺って意外と観光スポット少ないというか、他の場所に移動しないと観光地って感じがしない印象あったのでナビ代わりとしてiPhoneを持参していたので東神奈川から横浜に向かう途中で、最終的にどこに行こうかを検討、そこで目についたのは小さい頃田舎で暮らしながらドラマで見ていたはずの「赤レンガ倉庫」でした。
Wikipediaを見ると「あぶない刑事」の撮影で使われたとあるのですが、自分の記憶だと探偵物語、俺たちは天使だ、俺たちの勲章、大追跡、大都会シリーズとか多くはNTV系の犯罪・警察・アクションドラマにおいてのロケ地として使われていたような気がするのですが、これは錯覚かな?(苦笑)
初めて肉眼で確認した赤レンガ倉庫はなんとも言えず自分の中の歴史をグジャグジャにしてくれて、いろんな記憶が巡るというとっても不思議な感覚に陥ることができたのですが、やはり人間はこうやって自分の人となりというか、自分の記憶形成の一旦を確かめたくなる基本回路が埋まっているように感じました……その結果として予想外の結末が訪れるとしても。
そんでもってなんでこんな事をオルタナのブログに書いたかというと、私はまだテレビっ子世代で、その当時テレビで見たものを懐かしむことができ、もし金銭的・時間的な余裕があれば、もっといろいろな場所を巡ってみたい気持ちがあるのですけど、デジタルネイティブとして育った人たちはある意味ネットで「完結」しているというのは言いすぎなのかもしれないけれど、小さい頃からの体験が、ゲーム機やパソコン、携帯電話の中に詰まっている世代は今日取り上げたような少し歳をとってから自分の目で確かめたいことってのが在るのかな?とふと思いを巡らせたのでした。
そういえば刑事モノドラマの有名ロケ地といえば、この赤レンガ倉庫のほかに、Bar StarDustもありますよね(笑)、こちらは東神奈川のほうにあるようなので、また機会を見て訪問してみたいかな…と思ってます。
それでは最後にNTV系列のこの手のドラマ音楽として外せないであろう「SHOGUN」をご紹介w
芳野藤丸さんはSHOGUN時代はこうやってテレビ出演もこなしていたわけで、1970年代後半からのスタジオミュージシャンがバンドを組んでヒットを飛ばすという海外の流行を国内で実現していた先端の人だったんですよね。
あと少し年代上になりますがこの近辺のテレビドラマや映画においては大野雄二さんの音楽も重要な役割果たしている作品が数多く存在しますよね。
いやはや話が止まらないのでこの辺で強制終了ですw