合唱ってすごいんだね #abtm
毎月第2金曜日はオルタナブログ定例ミーティング。できる限り参加するようにしており、懇親会も含めて楽しみにしています。今回は永井千佳さんによる「音楽って楽しい」。本当に楽しい時間を過ごしました。
アイティメディアの会議室に入ると、普段は無い名札。そして机には男性のみ。この時点で何かがおきる気配があります。なんと、合唱をやったんですよね。合唱なんて高校生のとき依頼ですから、もうどきどきものです。実際にやってみると、気分がいいんですよね。不思議なものです。懇親会のお酒も美味しかった。
さて、合唱が上手くなるにはどうしたよいかという話も伺ったのですが、「周りの声をよく聴くこと」なのだそうです。周りの声をよく聴くことで、自分自身の声も聴こえ、最後には自分を活かして、最高のものをつくりあげていけるのだそうです。これは、合唱に限らず、すべてのことに共通する要素なのかもしれません。
今朝、ふと思い出したのが「オルフェウス室内管弦楽団」。指揮者のいないオーケストラとして、組織論に関連した NHK の番組でもとりあげられましたし、「オルフェウスプロセス―指揮者のいないオーケストラに学ぶマルチ・リーダーシップ・マネジメント」という本でも紹介されています。
このオルフェウスプロセスの中で、「話の聞き方を学び、話し方を学ぶ。」と彼らの原則が触れられています (全部で 8 つあるのですが、それはまたの機会に。)。これは、自発的にかつ熱心に人の話し方を聞き、率直かつ真摯に自分の意見を伝えるというコミュニケーションのスタイルを示しています。レベルの高い演奏者同士が、よりよい作品にしあげていくために、相手の演奏を聞き、そこに自分を活かしていく。そして、よりよい作品にしあげていくために、会話をしていくことなんですね。すごいことです。すごいことです。
まさに合唱は、声を通して演者同士、または演者と鑑賞者の間でコミュニケーションしているのかもしれませんね。 娘達が吹奏楽をやっていることもあり、彼女らがどのように作品をしあげていくのかということの一端に触れた気がします。娘達の次回の演奏会が、今から楽しみです。