SEO対策の意味と目的について、ブログ開設のご挨拶
はじめまして。株式会社Webの間、代表取締役の西部俊宏です。ご縁がありまして今回からITmediaオルタナティブブログで執筆させていただきます。よろしくお願いします。
まずは自己紹介から。弊社はSEO・ホームページ制作を事業とする会社です。2010年2月に設立し、現在9期目となります。一つの企業様と長くお付き合いをさせていただいており、一つ一つ丁寧に、かつ長期的にお取り組みをしております。長期的に複数のサイト運営に関わったことからの経験が弊社の強みです。当ブログでは特にSEOをテーマにして記事を掲載したいと考えています。
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目標は「seo対策」の上位表示
せっかくITmediaオルタナティブブログで記事を執筆するのですからまずは目標を立てます。ITmediaオルタナティブブログをざっと見るとSEOをテーマにしたブログは少ないと感じました。「seo」および「seo対策」の順位を調べたところ、ITmediaオルタナティブブログのドメイン(blogs.itmedia.co.jp)は100位内にありませんでした。これをみて逆にチャンスと思い執筆しようと考えました。なのでまず目的として「seo対策」での上位表示に挑戦します。
SEOとは英語で「Search Engine Optimization」、SEOの意味を日本語でいうと「検索エンジン最適化」の略です。SEOのための対策となりうることをテーマと考えているという意味で「seo対策」が適切なキーワードであるとの考えからです。ちなみに「seo」および「seo対策」の検索ボリュームはこちらです。月間検索ボリュームは「seo」が40,500、「seo対策」が27,100と「seo」の方がやや多いですね。
「seo対策」でITmediaオルタナティブブログは100位内にないので「seo対策」での流入はないはずです。なので当ブログが「seo対策」での流入に寄与すればITmediaオルタナティブブログに寄与できるのでないかと。ITmediaオルタナティブブログではブロガーにGoogle Analyticsの設定を許可しています。そこで得た情報は編集部が許す限り公開したいと考えております。またSearch Consoleのデータは非常に興味があるため編集部に設定を依頼しております。許可が出るのならSearch Consoleのデータも公開したいですね。
SEO対策の前に、基本的な考え方
SEO対策の結果という意味では2種類の方向性があります。一つは特定のキーワードでの上位表示、他方はサイト全体の検索エンジン経由での流入数獲得です。前者はキーワードの競合状況によって達成の難易度が変わります。後者は再現性があり、仕組み作りと日々のコンテンツ追加の継続で達成できます。
- 特定のキーワードでの上位表示
- サイト全体の検索エンジン経由での流入数獲得
SEOは集客手段の一つでしかありません。サイト運営の目的の一つはコンバージョン(CV)です(サイト運営論にしたくないためユーザー満足度云々は割愛します)。そしてCV増加はキーワードにより異なります。
このキーワードとは主に2種類に分類できます。一つは顕在ニーズのキーワード、他方は潜在ニーズのキーワードです。前者はキーワードから意思表示が明確なのでCVに繋がりやすいです。後者はキーワードからはまだ明確な意思が現れていません。なので「流入=コンバージョン」とはならない可能性が高いです。しかし、潜在ニーズの段階でリーチしているので、顕在化した時にコンバージョンとなる期待値はあります。
目標達成においては短期的には顕在ニーズへのアプローチを軸とし、長期的には潜在層へ刷り込み全体のボリュームを広げておく必要があります。潜在・顕在は入口・出口と言い換えることもできます。潜在キーワードは入口キーワード、顕在キーワードは出口キーワードです。入口は間口が広くキーワードの種類も多くなります。対して出口は特定のキーワードに依存する傾向にあり種類は少なくなります。
SEO対策の狙いとして特定のキーワードとは顕在キーワードであることが多いです。そしてサイト全体でキーワードを広げると潜在キーワードが多く含まれます。特定キーワードでの流入数はユーザーの検索ボリュームに依存するため、それだけ追い求めても頭打ちになります。サイト全体で流入数を増やしリーチを広げるということも大切です。「SEO=特定キーワードでの上位表示」だけではないことをご理解ください。そしてSEOはサイト運営においてあくまで手段であり目的ではないことも付け加えておきます。