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なぜ携帯広告市場がそれほど大きくないのか(Business Insider SAI : Chart of the dayから)

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CHART OF THE DAY: Here's Why The Mobile Ad Market Is Still Small
(Business Insider SAI)

Your phone is still not a tool for commerce, according to new research from e-commerce specialist, ATG.
ATG surveyed 1,054 people asking them how they browse and research products, as well as how they make purchases.
As you can see in the chart below, people aren't yet using mobile phones for either researching or buying products.

e-commerceのスペシャリスト、ATG社の調べによると、携帯電話による電子商取引は
それほど行われていないようだ。
ATG社は1054人に対して、どのように商品を見たりしたり調べたりしているのか
という質問をした際に、どのように購入するのかということについてもきいている。
グラフを見ればわかるとおり、製品の調査や購入に携帯電話をつかっているユーザーは
それほど多くないことが分かる。

Chartofthedaypurchasesonmobiledevic

意外に少ないな、と思ったのですが自分や親の行動を思い出してみると
納得しました。(もちろんこの調査は日本で行われたものではないので、
完全に当てはめることはできません)私はiPhoneをつかっていますが、
欲しいもの買いたいものを調べるときにはデスクトップのPCをつかいます。
(文字情報に限って言えば、iPhoneには相当お世話になっているのですが)
また私の親は恐らくメール、電話、カメラの機能しかつかっていないように思います。

ただ、ガラケーを使いこなす若い女性(勝手なイメージ)は、私たちとは
全然違った使い方をしているような気がして、こういった調査をもし仮に
おこなった場合、また違った結果になるのではと思います。

記事の中で、携帯の広告市場を考えるときに上のグラフを頭の片隅においておく
ことが大切だとありました。もしユーザーが携帯電話を、何かを購入するさいに
便利なツールだと捉えていないのであれば、そこに広告を出すことは得策ではないからです。
確かに一理ありますね。

またこちらも日本人を調査したものではないのですが、参考までに。
CHART OF THE DAY: Barely A Quarter Of Cellphone Owners Use The Mobile Web
(Business Insider SAI)

The vast majority of American adults -- some 86% --
now own cellphones, according to new research from the
Federal Communications Commission. But mobile Internet
use is still far less common.

連邦通信委員会の調べによると、大多数のアメリカの大人たち-おおよそ86%程度の-
は携帯電話を持っている。しかし携帯電話によるインターネットは未だ一般的とは
言えない。
2

66%がメールの送受信、50%が写真の送受信に携帯電話をつかっています。
ところが、インターネットを行っている人は28%しかおらず、アプリのダウンロード
については20%しかいないようです。
調査時期は2009年の10月~11月なので、今はもう少し伸びているのでは、と
推測されます。
また、世代のよっても大きく変わるようで、18歳~29歳にかけては
48%がインターネットを行い、94%がメールの送受信をしているようです。
逆に、50歳から64歳にかけては、15%がインターネット、51%がメールの送受信を
行っているそうです。

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