企業家や投資家にとって、VCはどんな役割を果たすのか-First Roundの場合
Facebook-Like News Feed Headlines First Round Capital's
Redesigned Homepage(Read Write Web)
A visit to the typical homepage for a venture capital firm most likely
provides a well designed landing page that spells out the firm's mission
with links to its portfolio companies and VC bios. Secondary to this
general information is a page dedicated to press releases from the firm,
or in many cases, a company blog with relevant posts. First Round Capital,
however, recently redesigned its homepage to place a much heavier
emphasis on real-time information from news sources and its VCs, and
portfolio companies.
ベンチャーキャピタル企業のHPへ訪れると、きれいにデザインされた
会社概念が掲げられていて、投資先の企業やVC biosへのリンクが
付けられているのがもっとも典型である。次には、企業からのプレス
リリースや、多くは企業がもつブログや関連性のあるポストを投稿する
ためにある。
しかしながら、First Round Capitalはこのほど自身のHPをニュース
ソースやVC、あるいは投資先の企業からのリアルタイムの情報を
強調して伝えるものへとリニューアルした。
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まずはトップページのフィードから。Facebookのそれと同じような形式に
なっていて、新しいものから上に表示されます。何が表示されるのか
というと、ブログやTwitterはもちろんのこと、なんとFoursquareといった
情報に加え、冒頭でも書いたように投資先の企業やサードパーティの
ニュース記事等も掲載されるようです。
面白いのが、投資先企業の求職情報も掲載されているところですね。
設立間もない企業にとって、キーパーソンを募集するにはうってつけ
だと思います。
Portfolioのページは下の図のようになっていて、tag cloudや、
twitterをみたり、位置情報(まだ「ひねる」余地アリ)が確認する
ことができます。
First Roundは以前の記事でも紹介したとおり、Larry Cheng氏による
VCのHPランキングで、トップのトラフィックを誇っていたにも関わらず、
この抜本的な改修を行ったのだから、すごい。
記事にも以下の文章がある。
And venture firms aren't the only group that can learn from First
Round's redesign. A news feed of aggregated content from various
networks can be a unique approach to the homepage of any company.
First Roundの挑戦から学ぶべきは、ベンチャー企業に限らない。
さまざまな情報源から集まったコンテンツのフィードは、どの企業にとっても
すばらしいアプローチになりうる、と。
Twitterのようなソーシャルメディアが普及するにつれ、しばしば手段と目的が
逆転しているような事態が見受けられる中、形式に捕われずに、アントレプレナー
や投資家にとって有益な情報を提供しながら、ビジネスを生み出していく、
そのスタイルを確立しつつあることに加えて、VCで最もトラフィックを稼いでいたにも
関わらずの、この挑戦っぷりに心が動かされました。
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少し間が空いてしましました。
少しポカンとする時間も増えました。
今週は誕生日を迎えて、25歳になります。
姿勢を正して、息を整えて、そのラインをこえたいと思います。