人間失格
太宰治氏の「人間失格」を読み始めています。まだ数ページですが。
この有名な小説を、お恥ずかしながら年末に46歳になる、というこの年になって初めて読んでいます。
読み始めよう、というきっかけは、たぶんに又吉直樹氏の「火花」を読んで、その文体に興味を持ち、その又吉直樹氏が敬愛する太宰治氏に興味を持ち、また小説を書くきっかけづくりになったとも言われているエッセイである「第二図書係補佐」を読み、そこにも書かれていた、又吉氏の「人間失格」に対しての推薦(?)文を読んだから、ということもあるのですが。
ただ、「人間失格」のストーリー等、全く把握していない状態で読み始めていますので、この小説がどのような展開を迎えるのか、さっぱりわからない状態です。
※だからと言って、ネタバレはご勘弁。ゆっくり読んでいきたいのと、オチが知りたい訳ではないので。
先月あたりから、ここ数年無かったペースで小説を読んでいます。その話は別途させていただく、として、そういう意味では又吉氏の言っていた、「自分のことをどうの、というよりこれで文学界に興味を持ってくれる人が増えると嬉しい」の類にあらためて自分も興味が復活した、というのもあるんですが。
周囲に聞いてみると、最初の数ページで断念した、という人も居て、自分もその例をみないよう、読み進めて行こう、と思います。
「人間失格」を手に取り始めて、色々自分なりに考えることが増えています。
「人間失格」を読み始めたのは、偶然ではなく必然だったのかもしれません。
YUKIの「JOY」の歌詞とは逆ですが。以下、Wikipediaからの引用
>「運命は必然じゃなく偶然で出来てる」となっていた箇所がライブでは「運命は必然という偶然で出来てる」となっているなど、一部に変更が加えられている。YUKIは音楽番組『ゴゴイチ! 〜SPACE SHOWER CHART SHOW〜』の中で、今後は後者の歌詞で歌うと宣言している。
https://ja.wikipedia.org/wiki/JOY_(YUKI%E3%81%AE%E6%9B%B2)
買うだけ買って、読み始めていない時に、子供の中学の公開授業に行ったら「走れメロス」をやっていた、というのは偶然かもしれないですが。