想いをはせ、ぼーっとして、油断していて、偶然が起きて、動揺する。
昨日、上野公園にある国立科学博物館にて開催されている、「大ロボット博」を見に行って来ました。
中身に関しては、きっと色んな記事で既に紹介されていたり、ブログにも書いている人がたくさんいるでしょうから書きません(→相変わらずひねくれもの)
昨日、午後2時過ぎに行ったのですが、近づいていくと何やら行列が会場の近所にできている。「あっちは何の行列だろう」と思っていたら、「大ロボット博」の入場のための列とのこと!自分達家族が着いた時には60分待ち、とのことでした。
うーん、我が息子、おとなしく待てるだろうか、と思っていたら、まぁ適当にあっちこっちに興味を見つけふらふらと時間潰しをし始めたので、とりあえずそれを見ておきながら妻に列並びを任せ自分は係りの人へ。
自分:「これ、平日だったらどれぐらい待つんですか?」
係りの人:「平日はほぼすぐです。ですから実は平日の方がお薦めなんですけどね・・・」
息子に「平日だったら空いてるらしいから、別の日に来るか?」と言ったら、そうする、と答えつつも他のものに興味があり適当にあっちこっちに行くので、まぁ、それも良し、と思って追い掛けてみる。
しかし凄い人の数だなぁ・・・。そう言えばやっぱり東京って広いよなぁ・・・。色んな施設があるしなぁ・・・。それにもう7年にもなるのに、街で知り合いに出会うことってなかなかないよなぁ・・・。大阪に居る頃、祝日に京都の太秦映画村に行ったら同じ部署の人に二組も合うなんてことあったけどなぁ・・・。東京でそんなことあったことないもんなぁ・・・。やっぱ東京って広いよなぁ・・・。
と、ぼーっとしながら歩いていたら、息子を見失ってしまい、「あれ?息子はどこ行った?」と目線を変えよう、とした時、
「妹尾さん!」
と声を掛けられ、「え?」とか思うと、自分の部署の後ろの座席の人だった。
息子を捜そうか、と頭を切り替えつつも、さっき「なかなか知り合いにあうことなんてないなぁ」と考えていた矢先の出来事に、自分の中でどう対処していいかわからない。
「ロボット博見に来られたんですか?」
「・・・え?あ、そう、そうなのよ」
「ああ、そうですか」
「ええ、ああ、それじゃあ、また・・・」
・・・すまん、余りにあまりの偶然にろくな挨拶ができませんで、誠に申し訳なかったです・・・って、それは職場で言え!って?