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「Idea Hacks」と「Study Hacks」

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仕事で行き詰った時や、効率が悪くなったと感じた時に、書店で平積みされている自己啓発や勉強法の書籍を手にとってしまうことがあります。この種類の本は沢山出版されていて、何冊か読むと基本的な部分の同一性と、細かい部分でのそれぞれの本での意見の相違に突き当たります。結局のところ自分なりの改善方法やペースの作り方が重要だということに他ならず、基本的なことは1冊でも本を読めばそれ以上の収穫は無いということなのでしょうか。

そんな中で、もっと気軽に読めるもの、そして今までに無い気付きや整理をしていくれている本を捜してみました。私個人で気に入ったものは小山龍介氏の書いた、「Idea Hacks」と「Study Hacks」です。

それぞれアイデアの練り方、学習の方法といった主題をもっていますが、両方とも日常でできるちょっとしたアイデアやヒントがちりばめられています。中には知っているもの実践しているものもありますが、そんな中でも「Idea Hacks」にあった”万年筆を使って物を書く”などは、実際にやってみると「なるほど」ど感じるものでした。

自己啓発本のように、かしこまって手順を実践しないといけないような圧迫感もありませんし、方法やヒントも細切れでありながら、その中でも選択しを沢山提示してくれています。その結果だと思いますが、軽い気持ちで、自分にあったものを取捨択一していく余裕を持って読むことができますし、またトライすることの楽しみも同時に見出せます。

気持ちをリセットして、物事に取り組もうとするときなどにお勧めの本です。是非手にとって読んでみてください。

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