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看板の力≠個人の力

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最近若干余裕ができたため、いろいろな人にお目にかかっています。大きい会社に勤めている人、会社を起こそうとしている人、自分の会社でがんばっている人、そして個人で活躍している人など、様々な方がいらっしゃいます。いろいろなタイプの方がいらっしゃいますが、多くの方がいわゆる大企業、それも日本や世界で1-2を争う企業にお勤めになったかた、勤めていらっしゃるかたであることが共通点です。

お話の中で皆様に共通することは、会社の看板によってできること(できたこと)と、個人の力として出来ることを明確に把握し区別されています。つまり、大きい会社の看板がなければ出来ないこともありますし、大きい会社の看板があればできること(個人の力に関係なく)もあります。そして、会社の看板に関わらず個人の力が必要なこともありますし、個人の力を発揮するために、大きい会社の看板が必要なこともあります。

この、個人の力と、看板の力の把握と、組み合わせることでの相乗効果を理解することは、大企業に勤めていても、自分で会社を興していても重要な要素だと思います。このことを理解し、効果的に使えることが、ビジネスを加速し、成功に近づける秘訣でもありますし、同時にビジネス上のネットワークを広げるために必要な謙虚さにも繋がってくると思います。

「看板の力=個人の力」ではありませんし、「看板の力=より大きい機会」でもありません。適材適所でコラボレーションを行うこと、そして、何よりも自分自身の力を冷静に判断して最適なアプローチを選ぶことが重要だと思います。

「看板の力=個人の力」という考えは過信につながり、逆説的には「看板の力があれば、その中の誰でも同じである」という考えにもつながり、かえって個人の価値自体を低くしてしまいます。看板の力を利用しつつも、個人の力を看板と関係なく理解させることが重要だと思います。

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