修理よりも買い替えの風潮に危惧する
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家にあるものが故障したとき、壊れたときに、修理すべきか、買い換えるべきか悩みます。高額なものでなければ、買い換えた方が安いだけでなく、機能的にも優れたものが手に入る場合が多いため、ついつい買い替えに走ってしまいます。修理にお金がかかるだけでなく、修理を依頼して、引取りに来てもらったり、持ち込んだりする手間も合わせて考えると、どうしても買い替えのほうが有利だと判断してしまいがちです。
昔の家電製品や、家具等はもっとシンプルで頑丈だったためか、修理が必要となることも少なかったような気がしますが、最近のものでは4-5年もてば良いほうで、2-3年で使えなくなることもあります。その一方で修理に関してはだんだんと不便になっています。サービス拠点が少なくなって持ち込みにくくなっている会社も多いですし、引取り、出張修理でも非常に高額になってしまいます。我が家のHDプレイヤーは2度ほど故障し、修理を依頼していますが、買った金額とほぼ同等の金額を修理に費やしています。
メーカーとしては、買い替えを促進しなければビジネスは大きくなりませんし、修理ではきちんと利益を出す必要があることは理解できます。しかし、その一方で故障⇒買い替えと安易にモノを処分してしまう風潮を助長していることも確かだと思います。
もっと、修理して使い続けることが容易にできる環境提供、修理の価格設定など、リサイクルだけでなく、そもそもゴミを出さないようにするための試みに関しても、どちらかのメーカーが率先して垂範してくれないかと思っています。
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