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好かれるよりも嫌われ、結果で証明する

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FOXで放映されている「HOUSE」を観て感じたことの第4弾です。

今回は、主人公のHOUSEがその性格と行動によって上司からも部下からも疎んじられている事に関して書きたいと思います。物語なのでデフォルメされていると思いますが、確かに職場の和やマネージメントとしては最悪の人物として扱われています。しかし、結果の的確さ、さらには医者としての実力に関しては誰しも認めています。みんなに疎んじられていることで、物事を進めるときに反対や邪魔が多くなりますが、それでも性格によって強引に物事を推し進め、その結果正しい結果を生み出します。

「もっと人に上手く接すれば」と思う人も多いと思いますが、そうなれば極端な推論・不合理に感じるが、知識と経験から正しい選択だと思ったことを推し進めることは、環境的に難しくなります。強引に物事を進める必要のある立場であれば、たとえ周りとの不和があったとしても、嫌われること、疎まれることを承知の上でも、自らのやり方を維持することのほうが重要ではないかと思います。仮に、「もっといい人」、「普通の人」になった場合には、そのようなこともできない、環境に縛られる人間になってしまうような気がします。

自ら正しいと思ったことを、軋轢を恐れず行い、それを結果で証明する。これも一種のプロフェッショナルの有り方ではと、考えさせられます。

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