ボードを前にしたフリーディスカッションの重要性
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FOXで放映されている「HOUSE」を観て感じたことの第3弾ですが、ミーティングの進め方にも新しい発見があります。
外資系の会社に勤めておりましたので、海外で打合せを行うことも多々ありました。ボードを前にして、みんなでディスカッションしながら、どんどん問題や意見を出して、それを書き込んで行っては修正する、そんな会議のスタイルに初めは戸惑いを覚えました。しかし、知的な仕事でディスカッションやブレインストーミングを行うためには、必要な手順であり、もっとも生産的な方法ではないかと思います。
日本の会社での打合せでは、
- 個人で準備のため検討する
- 資料を作成する
- 資料を提出して会議を行う
- 資料に対してのコメントを行う
- 資料を最終化する
といった手順での打合せが多いですが、そもそも結論に至る前には、もっとディスカッションをして、各々の考えていることを出し、それに対してディスカッションを行うという場が必要なのではと思います。
確かに会社として意思決定をする場合などには、資料も必要ですし、さらにはいわゆる会議も必要だと思います。その一方で、みんなの持っている智恵を出し合い、新しい視点を発見するためには、このような欧米的なミーティングも必要だと思います。わかっていること、考えられる原因をフリーディスカッションの中で出し合い、論理的に整理する。このことにより、内容も高度になるだけでなく、スピードも上がると思います。
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