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フレームワークに捕らわれるな

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世の中には考え方を整理するためのフレームワークに始まり、様々なフレームワークやメソッドが存在します。初めて使ってみて、ぴたっとはまると、次回からその成功体験にひきづられて同じものを同じように使おうとしてしまいます。しかし事実として、すべての状況に適合でき、かつ計算式のように単純に使用できるものは世の中には存在しませんので、上手くいかなかったり、結果の品質が悪かったりと、様々な状況に直面します。

フレームワークやメソッドはあくまでも、考えるためのヒントであって、万能ではありません。コンサルタントであっても同じ手順、同じ型ですべてのお客さまに対応しているわけではなく、使い方を工夫したり、場合によっては新しいものをあみだしたりしています。

これは、戦略立案や経営分析のような仕事だけでなく、システム開発などでも同じ事がいえます。プロジェクト管理標準のようなもの(一部の会社ではメソッドとしていますが)が制定されていて、それに従うことで品質を維持する、効率を上げると標榜する会社は多いですが、決まっている標準をどのように活用できるかという能力に関しては無頓着な会社が多数存在します。その結果、決まりきったルールや手順、基準、そして作業方法をすべてのお客さまに適用し、逆にその不適合のため品質の低下等を招きます。

フレームワークやメソッドが存在しているとつい頼りたくなる気持ちを振り切って、敢えてゼロから考えてみることも場合によっては必要です。それが逆に効率的であったり、高い品質を生み出すこともあります。教科書一辺倒、答えが必ず存在している、という考えを一度捨てることで、仕事のやり方もまた一歩進化するのではと思います。

Comment(1)

コメント

fukuhara

同感です。
個人的なレヴェルの次元でも「決めつけ(フレーム)」とは相手をを一元的な方向のみで捕らえる視座である事に過ぎない様に
万事において
多角的俯瞰力と時間経過に因る可塑的な可能性を
推し量る意識は 常に必要であると思います。

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