流用をするにもスキルが必要
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資料をまとめる際に、雛形として使用する元ネタがあると非常に便利です。特にコンサルティングやプラニングの仕事では、まとめ方、整理学を含め仕事の効率が大きく変わります。しかし、その一方で雛形を上手く活用するには、それなりに知識と技術が必要となります。
綺麗に論理をまとめてある元ネタでも、資料作成の目的と照らし合わせた時に、活用できる部分、できない部分があります。そのため、資料をまとめる前に、全体の論理構成を考え、その上で論理構成を表現するために最適な雛形を選ぶという作業を経て、初めて元ネタの活用が活きていきます。
資料作成のスキルが十分で無い場合には、元ネタの構成や構造にひきづられて、結局資料で伝えるべき内容、資料を作成する過程で証明しなくてはいけない内容をきちんと表現できなくなります。
まずは、資料や元ネタにひきづられることなく、自らの資料作成の目的、論旨、表現展開をまとめていくことが重要です。この部分で楽をしようして、ありものの資料を活用すると、いつまでもきちんとした仕事が出来ないまま、ただ単に時間を掛ける結果となってしまいます。
効率をあげ楽をするためにも、それなりの努力が必要であるということを忘れてはいけないと思います。
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