国や地域独自の道具を、他の地域の視点で見直すと
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インターネットの時代になり、いろいろ面白い物を輸入して販売している会社がホームページで様々な輸入品を紹介するようになり、発見が増えました。特に、常にウォッチしているお店で、”フィンランド人が考えた「誰にでも使えるお箸」”が紹介されています。
1膳1,200円が高いか安いか(プラスティックですので、材質から見た場合高いレンジですね)なんとも評価できませんが、この”KITASTICK”と名づけられたお箸は、初めて使う人、握力の弱い人でも使えるように、てこの原理を用いた使いやすさをデザインしたものだそうです (ちなみにKITAはフィンランド語であご、口を意味し、ロシア語で中国を意味しているそうです、言葉の学習にもなりますね)。
日本や中国、ベトナム等、箸文化圏では、誰にでも使いやすいように箸自体の構造を変えてみようと言う試みは少ないと思います。やはり他国、他文化圏から、新しい視点で見てみることが、普遍的と思われていた道具などに新しい命を吹き込んでいく可能性が広がるのでしょう。
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