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ベンダさんの気持ちがプロジェクトの成否を左右する

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プロジェクトをいくつも経験していると、お客さまとの人間関係だけでなく、ベンダ等複数のプロジェクト当事者間の関係がプロジェクトの成否を握っていると感じることがあります。

特に、サブ・コントラクタにあたるベンダの方が、どれだけプライムの立場に立って、またお客さまのためという意識で仕事を行うかによって、要件をより精度の高いものにしていくだけでなく、構築品質や最終的にはスケジュール・コストまで左右してしまいます。

IT業界のみならず、プロジェクトの常として、末端(というよりは、契約形態上下位にあたるレイヤ)に対して、必要な情報を伝える機能が正常に働かないことが多く見受けられます。特にプロジェクトの規模が大きくなると、プライムの組織内でも同様の問題が起こります。

プロジェクトに参画する人が、同じ目標とプロジェクト内の仕事に対する意識を持つためには、情報の共有は第一歩だと思います。サブ・コントラクタの方がプライムにも負けない責任感、目標(目的)達成の意識をもってもらうためには、同じ情報を共有していることが必要で、その結果プロジェクトが大きな成功に導かれることになります。

情報は何でも出せばよいものではなく、誤解や未決定事項の開示による混乱など、懸念される部分も多いと思います。しかし、そのリスクを回避する術を考えた上で、情報を開示することによる効果には、捨てられない重要性が内在していると思います。

まず、開示してみる。そんな簡単なことで、こう着状態に陥ったプロジェクトの現状は打破できるのではと思います。

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