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ベンチャー企業の成長について、現場で思うこと

はてな婦人会

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最近は家族的経営を推奨しているので、婦人会も広まるといいなと思います。

はてな婦人会

「はてな婦人会」なんて、私が勝手にひとりで名付けて喜んでいるだけなのですが、たまにスタッフの奥さんと二人で会ってランチを食べたりディナーを食べたりして楽しんでいます。
社宅があれば、こういう機会もあったのでしょうが、最近はほとんど聞きません。
id:umedamochioさんの奥さんにもお世話になりました。アメリカ生活初日、空港から新居に着いたら、ドアの前にしなもんのためのドッグフード、おもちゃ、犬用ベッドと共に「ようこそアメリカへ」とメッセージを置いてくださっていました。あのときの感激は忘れません。(「我々人間のふとんはないのに、しなもんだけは到着一日目から快適だった」と、今では笑い話になっています)。それ以来、私がひとりのときや、何か悩みがあるときは、会って美味しいものを一緒に食べたり(ごちそうになったり)、話を聞いてもらっていました。
アメリカでなくても、国内の転勤の場合には、こういうことはあるかな、と思います。会社の形式的な応対に潤いを加えてくれると思います。
仕事とは全く関係のない友達との会話は気楽でいいけど、スタッフの身内とは、お互いの家族がはてなにいるという共通点があるので、また別の意味で色んなことを言い合えます。こういう感覚は、仕事と会社を完全に切り分けて考える人には理解しがたいと思いますし、「そうはいっても、社長の奥さんなんて、みんな気を使うだろうから、自己満足ちゃうんか」と言われたら仕方がないとは思いますが、はてなに関しては、今のところ、そういう風に思っている人は少なそうです。少なくとも、私と仲良くしてくれている女性にはそういう遠慮はなさそうです。
実際は難しいのでしょうが、社内の人間関係を持ち込まないのがポイントだと思います。社風によって、効果の上がる会社と逆効果になる会社があると思いますが、社員と会社との関係に厚みを加えることは、いいことだと思います。
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