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ベンチャー企業の成長について、現場で思うこと

発想力の素

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トップコンサルタントがPTA会長をやってみたは、子供の発想力に関して、いろいろと示唆を頂きました。ベンチャー企業との付き合いにも応用できる内容だと思います。

自由な遊びの中にこそ、創意工夫は生まれる。しかし、ヒマ(時間的自由)と貧乏(手段の制限)と仲間(インタラクション)がなくては、真に自由な遊びは生まれない。(5ページ)
塾や習い事で子供はヒマがありません。何でも与えるのではなく、窮屈な環境でこそ、子どもは友達と楽しんで遊びます。ベンチャー企業に関しても、同じような事情があります。最初から効率を求め過ぎると成長しません。お金があり過ぎると知恵が出ません。社長だけでなく、突き抜けた発想をする才気あふれる仲間の存在は欠かせません。
子どもが求めていることを先回りせず、敢えて分からないふりをする。それによって、子どもが自分の考えを言葉に出して表現するよう促す。「くつ・・・」と言われただけで、「昨日洗ったから二階のベランダじゃないの」とか返さないこと。まずは、「くつが、どうしたの?」から。(36ページ)
大人の常識を伝えることなく、子ども自身の考えを引き出すことが重要です。ベンチャー企業に対しても、旧来の常識を伝えることなく、自分自身で考え抜くことを習慣づけることが企画力を育むことになります。察しの悪いふりをして、辛抱強く付き合うことが、発想力を育てることにつながります。
情報や経験は、ただそれだけでは意味がない。価値のある情報だけを選ぼうとすることも、大した付加価値にはならない。もっとも大事なコトは、それらの中に潜む「意図」や「真実」を見いだす力であり、その姿勢だ。(46ページ)
わからない世界で成果を挙げていくには、姿勢こそが重要になります。知識ではなく、知恵を生む姿勢が有意な差を生んでいきます。
多くの場合「意識」の壁が、ヒトを独創的な発想から遠ざける。すぐに「出来ない」「ムリだ」と感じていては、良い発想には決して辿り着かない。では、なぜ、そう感じてしまうのか。それは「限界突破経験」がないからだ。ムリだと思っていたことが出来た、そういうことが一度でもあればヒトは変わる。それは多分、どんな分野でも良い。(100ページ)
ベンチャー企業にネガティブ志向の人は不要です。ベンチャー企業が成果を挙げるには、限界突破しかありません。できないと全員が諦めていることに挑戦することで、成功が得られます。無謀と思える挑戦を支えるのは、志であり信念です。

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トップコンサルタントがPTA会長をやってみた

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