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ベンチャー企業の成長について、現場で思うこと

小沢一郎と上原仁

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前言撤回ということで、くくってみました。

みなさんご高承の通り、民主党の小沢代表が7日午後、(4日午後に)一旦表明した辞意を撤回し、次期衆議院選挙での勝利に向けて全力を尽くすことを表明しました。
「もう一度、この体にむち打つ」小沢代表、辞意撤回
本来ならば、政治家にとって発言の重みは大きいのですが、下記のような正面切った批判は少なく、
「我慢のできない男」小沢一郎氏は経営者なら大失格
報道の焦点は、大連立構想の仕掛人探し(大手新聞社社主や首相経験者)にあるようです。
渡辺読売会長と森元首相が仲介 小沢氏に「大連立を」
あの年代の人が「プッツン」というのも違和感がありましたし、東北出身の人は言葉足らずかも知れないが、その分粘り強く「プッツン」しないのではないとも思いました。普通の人が同じことをしたら、炎上ネタになることは間違いなかった、と思います。和田アキ子と小沢一郎は、炎上しないキャラだと思っています。

他方、みなさんあまりご存知ないかと思いますが、Newsingを運営するマイネットジャパンの上原社長は、自らが運営するRTCカンファレンスでブログ限界論をテーマとして取り上げ、ブログがつまらなくなったと自ら断筆宣言をしました。(詳しい経緯は、下記ニュースをご参照ください)
newsing個人情報紛失で上原社長ブログ断筆宣言を撤回
しかし、会社で個人情報紛失の不祥事が発生し、(少なくとも公人としては)発言をせざるを得なくなり、断筆宣言の撤回を行いました。そもそもブログは個人のものなので、断筆宣言自体あまり意味はないのですが、断筆宣言よりももっとやるべきことがあるみたいな意見が多く、はからずも周囲が期待する通り、ブログでの発言を続行することになりました。上原社長は、10月初めにもサイト閉鎖の意向表明でブログが炎上したばかりで、この1ヶ月ほどで炎上マーケティングの大家になった感があります。

参考
前言撤回・・・?

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