Google流「いいサービスの作り方」
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Google流「いいサービスの作り方」には、いろいろと共感しました。
「美術の話ですが、絵画を描く人にとって最も必要なことは、『見る才能』だといわれています。」
創造は、真似るところから始まる訳ですから、目の付け所やどう観るかということは、創造するコンテンツの質に大きな影響を与えると思います。
「使い方が分かりにくいのはユーザーのせいではなく、やはりその製品やサービスの問題だと気付きました。ユーザーが製品やサービスをどのように使うのか考えて、さらに実際に使っているところを見て、ユーザーに使いやすい形に改善していくことが、いい製品やサービスを作るポイントだと思います」
ユーザを見下している人は、いいサービスは作れません。原因自分論で自らの技に磨きをかける姿勢が必要だと思います。
「Gmailでは、マウスを操作して、どこをクリックすればいいのか、初心者にとっても分かりやすくデザインされています。しかし、パワーユーザーであればキーボードショートカットで操作することもできます。そういうふうに初心者とパワーユーザー両方に対応できるインターフェイスを備えています。そしてパワーユーザーでもユーザーインターフェイスが簡単であれば、その使い勝手を喜んでくれます」
AppleやGoogleの成功要因は、ユーザーインターフェイスの秀逸さに集約されるようです。その根底にある考え方、企業文化が差別化の武器になった。
「実際にユーザーに『何が欲しいですか』と聞いても、欲しいものが分からない場合もあります。それを探ってユーザーに紹介したいと思います」
グルインやアンケート結果の集計も重要ですが、それは真実の一端しか語っていないことを忘れたくないものです。
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