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IT、特にコンサルに携わる方々を癒すメッセージを、ついでに趣味のダーツ話も交えて・・

なんと日本のサービスはきめ細やかなことか・・・ただ、それもあって、だめなときの落胆や憤慨が大きいのも事実だなー。

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来月もまた出張になりそうな雰囲気(汗)・・・先月米国出張でNYCはなんと治安が改善したんだろうと感動しつつ、またタクシー(Yellow CAB)も接客や乱暴運転がとっても改善されていて(驚)、昔だったら日本人は地理に疎いだろうと隙あらば同じ道路をぐるぐる回ってメーター上げるなんて外道な運転手がやまほどいたのに。これまたちょっと感動して帰国して、早1ヶ月・・・

  

最近忙しいあまりランチタイムにランチに行けないことが多い。

  

 

或る日、14時半過ぎに六本木の寿司屋へ。

 

・・・入ったときの店員のあっ!?という顔(泣)。それもそのはず、なんせその店、看板は17時から。

ランチタイムもやってるみたいでしたが既にそれは終わった時刻のようで。明らかに片づけ中だったんでしょう・・・ゴメンナサイ。

だけど、そのびっくりした板さんは、表情をあらためて、笑顔で「大丈夫ですよ!どうぞ」案内してくれた。

店内は女性客21組のみ。しかも食後のお茶タイム・・・ありゃー気まずいな。普通のランチを注文し、そそくさと食べて30分くらいで退店した。

板さんはとっても対応が良く、アルバイトらしきホールのおばちゃんも、「ありがとうございました。またお越しください。お気をつけて~!」わざわざ店の外、自分が路地に消えるまでずっと頭をさげてはおじぎを繰り返していた。

(その日は)とっても気分がいい。こちらこそ、ありがとうございます♪

味も値段も申し分なかったし、きっと僕は今度夜そこを近日利用するでしょう。素晴らしい接客だった。

  

 

そうかと思えば、誰一人幸せそうに食事をしてない繁盛店の中華、ちなみに江東区某所でランチの日。

おもちのようにのびきってべとべとの麺が入った、すっごい酸っぱいスープのタンタン麺を「堪能」。

うげぇー、すっげー不味い。一生涯で一番不味いタンタン麺だ。

そのあとは夕方まで不味い味に侵された口内が気持ち悪くて本当に吐きそうだった(笑)。

店員も水は継ぎ足してくれないし客が「すいません」っていうまで厨房でみんなだべっていて、勘定のときも1万円札を出したことに明らかに不満そうにいそいそと千円札9枚を取り出し気持ちのこもってない「ありがとうございました。」

・・・そうだよな、うん、ありがとうございました。今日初めて本場の本物、本当に不味い中華を堪能させていただきました。もう当分はどこに行ってもこれよりはきっと美味しい食べ物に感じられるでしょうから、私は当分ランチを相対的に「おいしく」いただけそうです(笑)。

  

 

NYCと比較してみれば、基本すべてにおいて日本のサービス姿勢は非常に丁寧できめ細やか。

悪く言えばNYCはまったくもって簡素で工夫がない。

ただ「無味なサービス」も慣れてしまうとかえって不快に感じることもない。感動するシーンもないけど不機嫌にさせられることもない。

でも日本は違う。

創意工夫を継続的に競争していく姿勢はよいが、かえって仇になることもある。

ついつい期待してサービスをうけた結果が非常に悪かったりすると、むしろ最悪の気分になることもある。

  

マナーも同様。

エレベータで人がまだ降りてもいないのに早速に「閉」ボタンをしかも大きな音を立ててガチャと強く押す人が最近なんと多いことだろう(と私には感じられる)。

NYCには絶対いなかった(まあ、閉ボタンがないエレベータが多いんですけどね。爆)。

昨日もエレベータに3人乗ってて、一人が先に或る階で降りようとしたらまだその人が扉から出る前なのに「ガチャ」とすっごい強く押す女性。

 

「やーな奴。嫌われますヨ」

 

あ、つい言ってしまった(笑)。

すっごいびっくりした目で、驚きと怒り半分半分の目でにらまれちゃったよ・・・っていうか、俺、別に悪くないと思うんだけどなー(爆)。アンタがマナー悪いと思いますが・・・

NYCにいたらこんなこと自体きっと起きないかなーと思う一方で、そういうすさんだ日本人、KYサービスなお店・・・複雑なこと考えないで、最低限やるべきことをきっちりルール通り、マナー遵守で提供することがサービスの基本だよなー、なんてことを最近考えている私でした。

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