超効率化 ~効率を究める
週末の負傷話に続き、さらに火曜日夕方、ある案件の帰路を急ぎ過ぎ、某駅ホームで派手に滑って転んで左胸肋骨も骨折しました(涙)。
なんで・・・こんなに悪運が重なるのか・・・厄年は終わっているのに(苦笑)
おかげでパフォーマンスは全開モードを創出できません。普段のハイテンションが発揮できないので、仕事がはかどらない中で、なんとか最終的には効率を究めてひらめきの悪さをカバーする必要があります。
先日実は講演でも話したのですが、効率化のポイントがいくつかあります。
• 考える時間を短くする
• ルーティンはできるだけ速く正確にこなす
• 人にできることはできるだけやっていただく
• 最初から最大限再利用する前提で進める
• 下手に優先順位をいじったりしない
• 楽しんで作業すること
まあ、これらは、何度か効率についてご自分なりに研究した人であれば、読めばなんとなく感覚的には意味合いがわかるポイントかと思います。
考える時間は誤差が激しい、ルーティンワークはとにかく集中して、周囲の活用、再利用意識、優先順位管理を変に凝らない、そして効率的に仕事をこなす自分に酔いしれる・・・まあ、イメージは結構シンプルに、大抵の人に伝わるのではないかと・・・
そして・・・
さらに究めたい人にはさらにポイントがありまして(あくまでも一般的理論でなく経験談です)。
• できるだけ作業単位を小間切れにする
• 最速になるなら異なる作業でも組合わせる
• 他人に頼む作業は徹底的に「丸投げ」
• いかに「自ら手を動かさないか」を追求する
• 何でもデジタルに分解する
• とにかく集中!!
ITっぽく言うと、TSS~マルチタスク~マルチスレッド、みたいなイメージですよね。一応ITに関わるお仕事であれば、そういう概念で作業タスクを分解~組み合わせ、という考え方にこだわってもらえるといいかと思っています。
また、中途半端に周囲(他人)の活用をすることは効率化に「超」をつけることは難しいと思います。想定している成果がほぼ確実にもらえるパッケージにして、丸投げすることがポイントと考えています。
そうやって集中していくことで、より効率的な仕事の仕方ができるようになると思います。
そのうち、講演内容を何か工夫してWEBから配信できるようにしたいとも思っていますが、いろいろこれまで講演してきて、効率化というキーワードがいかに自分の仕事で重要か、痛感します。
ついでに、ご参考までにですが私からみた「効率の悪い人の特徴」です。
l 朝と夕方の少なくともどちらかにやる気がみられない
l 計画に入念な時間をかけるが策定時点で成果が既に出たかのような顔つきになる
l オーナーシップがない(経過と終了の報告が適当)
l 作業をより好みする(作業受け入れが慎重すぎる)
l OAに弱い、タイプが下手(少々遅くても正確ならOK)
l 人の話に素直に心を開けない(つい懐疑的に・・・)
l 不健康(いろんな意味で・・・)
経験談ではありますが、効率的に物事が進められているときは、モチベーションというか、自己満足度は、それはもう最高です。
効率化はコンサルタントには非常に大事なキーワードです。ですが、人間そう何日何時間も集中力を持続はできません。ですから、集中力を欠くことを完全回避することなんか考えるよりも、その(集中力の高くない)時間でもできることをいかにたくさん片付けるか、そしてそのモードからいかに早く回復してまた集中できる状態に戻すか、とか、そういうことをとにかく考える習慣が大事だなあと思っています。
今日は自分が「超」集中モードに「変身」できないことがわかっている中で、いかにそれでもできるだけ高いパフォーマンスを出せるかという工夫に(だけ)頭を使って考え抜いていました(もちろん効率的な時間の枠で)。
近いうち、もっと理論的に詳細にまとめて何かの集団でパブリックに発表したいなあと、思います。