Crisis is Crisis

不景気とか不況とかいろいろ言われていますが、個人的には現在を「不況パニック」であると見ています。

今、大不況になっているかというと、深刻な不況になっている箇所は多々あります。

ですが、どちらかというと「パニック」という事象がまさに深刻ですね。

不況っていうと、何らかいわゆる「どん底」に落ちているんですが、その「底にいる」感覚に自信が持てないので、

もっと「底に落ちる」かも知れない。

今自分がやっている施策が改善に向かう自信がない

今自分がやっている施策で歯止めがかかる自信もない。

今自分がやっている施策がさらに悪い方向に誘導しないという自信もない。

茶化しているつもりはありませんが、いわゆる「ここはどこ」みたいな状況に似ています。

景気が落ちると、投資も圧縮されます。経費も削減されます。

戦略投資は期待効果が大きくリスクが小さいものを優先に、それ以外がカットされていきます。

保守的投資も、回避不可能な法規制対応案件と、必要最小限の改修費用に限定されます。

まあ・・・それでも、意外に仕事はあるもので、冷静に日頃から状況をみつめて備えていた人達の前には、ちゃんと案件が転がっているようです。

これは、新規というより既存案件を確実な継続、（少しづつなれど）拡大にもっていく作戦と、もちろんいろんな意味で定期的なリフレッシュメントを期待しての、それでいて確度の高い案件に絞り込んでの新規開拓、この２つのバランスが絶妙ということです。

当職も、そういう割には絶妙でもなく、多少の備えは予期していたせいか、まあまあなんとか年末年始を乗り切っていける最小限の体制は維持できそうです。

しかし、会社としてはどこの企業もそうですが、単体の好調など全体の不調で消し飛んでしまうわけで、言い意味でいろいろ「自分をおすそわけ」していく必要がありそうです。

それにしても、辛い日々が続くわけですね。みなさん、がんばりましょう！