今の時代、コンサルタントは「先生」じゃあないんですよ。
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自分を棚上げするつもりもありませんが、プレゼン時に「先生」スタイルを好む人に時々出会います。
「先生」スタイルとは、私の定義では、特徴的なのはこうです。
- 「~と当方は考えております」「貴方側では~してください(していただけますか)」という、刻みの大きな会話のキャッチボールになっている。
- 自分の討議シナリオに相手を同調させようとする。本来シナリオが軌道修正されるべき展開になっても変更しない。
- いい意味で反論されているのに、それに対して受け答えできない(=想定問答が用意されていない)。
- 複数の意見を纏めずもっとも「正解」に近いものを1つ選ぼうとする。
- 複数メンバーでプレゼンしているのに、仲間に話をふることができない(あるいは余裕がないしふるつもりもない)。
- 場をなごませる、「リラックス」ネタがない。悪い意味で真面目過ぎ。
- 必ずどこかで「批判的」「批評的」コメントをしたがる。
悪いとまではいいません。
が、
もったいないよな~・・・せっかくいい技術とか経験もってるのに。
今の時代、コンサルタントに頼まないと全く答えが浮かばないなんてお客様、そうそういないと思うんです。
むしろ、お客様を気持ちいい環境にさせて、補佐し、助言し、正しくないときだけそれをソフトに正し、効率的にゴールに導いてあげる姿勢が重要だと思います。
そういうスタイルだって、経験が重要です。
でも、鍛錬しないと所詮身につきません。
いや、・・・惜しいよなあ・・・営業ミッションを持つ人、よりシニアポジションから現場を監督する人ほど、この姿勢を追及して欲しいと思います。
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